みなさんは、ガンによる死因で多い部位はどこかご存知ですか?

男性は1位が肺ガン、2位が胃ガン、3位が大腸ガンです。

女性はどうしても乳ガンのイメージが強いかもしれませんが、1位が大腸ガン、2位が肺ガン、3位が膵臓ガンで乳ガンは5位という結果でした。

男女共に発症率が多い大腸ガンですが、早期発見出来れば、なんと!約90%の確率で治すことが出来るそうなんです!

ガンと聞くと余命は…。と、治らないイメージも多いですよね。

そこで今回は男女共に発症率が多い大腸ガンについての、初期症状や治療方法、発症した有名人などについてまとめてみました。

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大腸とは

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大腸とは、食べ物が消化吸収されて残された腸の内容物をためて、水分を吸収して大便にするための長さが約2mの器官です。

大腸には、大腸菌や乳酸菌などの100種類以上の腸内細菌が存在していて、食物繊維の分解や感染予防などの活躍をしています。

大腸は「盲腸」の部分からで、盲腸から上に向かう部分が「上行結腸」、そこから横に向かう部分が「横行結腸」、さらに下に向かう部分が「下行結腸」です。

そして、S字状に曲がっている部分は「S状結腸」、真っ直ぐな部分(約15cm)が「直腸」、最後に肛門括約筋のあるところは「肛門管」です。

大腸ガンとは

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大腸ガンは大腸に発生するガンで、日本人の場合はS状結腸と直腸にガンが出来やすいと言われています。

大腸ガンには、大腸粘膜の細胞から発生した腺腫と呼ばれる良性のポリープの一部がガン化し発生したものと、正常な粘膜から直接発生するガンがあります。

大腸ガンは粘膜の表面から発生し、次第に大腸の壁の深くまで侵入していきます。

そして、進行するにしたがってリンパ節や肝臓、肺などの別の臓器にまで転移していきます。

大腸ガンになる原因は?

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大腸ガンになる原因は大きく分けると2つあります。

まず1つ目は、現代人の生活習慣の乱れによる飲酒や喫煙、肥満、食生活では牛や豚、羊の肉などの赤肉や、ベーコン、ハム、ソーセージなどの加工肉の摂取が増加したことが大腸ガンの発症要因とされています。

そして2つ目は、遺伝的な要因として直径の親族に家族性大腸腺腫症、またはリンチ症候群にかかった人がいるというデータがあります。

その他にも、大腸ガンは身長が低い人よりも高い人の方が発症のリスクが高いとされています。

これは、成長ホルモンのレベルが高くそれがガンが発症した時の成長にもつながり、リスクが増加していると考えられているからです。

しかし、高身長の方がリスクが高いからと身長を伸ばさないようにしようとするのは間違いです。

身長よりも喫煙などの方が大腸ガンへの影響はとても大きいので、身長よりも気を付けるべきことはたくさんあるのです。

大腸ガンの初期症状は?

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もし大腸ガンになってしまった時、早期発見するためにも初期症状が気になりますよね。

しかしながら、大腸ガンの初期症状はほとんどありません。

ガンが進行してくると、血便や下血、下痢と便秘を繰り返す、便が細くなる、便が残っている感じがする、お腹の張り、貧血、腹痛、体重の減少などの症状が出てきます。

これらの症状の中でも、血便が出現する頻度が高いと言われていますが、血便は良性疾患である「痔」などでも同じような症状が起こるため、あまり深刻に考えない人もいるようです。

場合によっては、腸閉塞症状から嘔吐を繰り返し大腸ガンが発見されることや、大腸ガンが肺や肝臓の腫瘤(しゅりゅう)となって、転移が先に発見されることもあるようです。

腫瘤とは、こぶや固まりになった状態のことです。

大腸ガンの初期症状はほとんどないため、これらの症状が出た時には早期発見するためにも、早めに消化器科や胃腸科、肛門科などを受診して、お医者さんに相談することや検診を受けることが大切です。

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大腸ガンの検査方法は?

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便潜血検査

大腸ガンの検査は、便に潜む血液の有無を調べる「便潜血検査」を行います。

大腸検査と言えば、大腸カメラで直接大腸を診察する検査を想像する人もいるかもしれませんが、便を検査するだけで大腸ガンを発症しているかどうかを調べることが出来るのです。

もしも、大腸ガンやポリープがあれば便が腸内を移動する時に便と組織が擦れるため、便に血液が付着します。

そのため、便潜血検査では便の中に血が混じっていないかを調べ、ごくわずかな出血でも見つけることが可能です。

便潜血検査はとても簡単な検査で、自宅で便の採取を行うことが出来て、便の表面を専用の棒でまんべんなくこすって、通常だと2日間分の便の採取をします。

この検査にあたっては食事制限もありません。

大腸視鏡検査・注腸X線検査

便潜血検査にて異常ありと判断されたら精密検査となり、大腸視鏡検査や注腸X線検査が行われます。

大腸視鏡検査とは、肛門から内視鏡を挿入して大腸を詳細に調べる検査です。

この検査に抵抗がある人が多いと思いますが、大きな苦痛はなく20分程で終わるようです。

検査でポリープなどが見つかると、病変の一部を採取して悪性か良性かどうかを調べ、悪性であれば悪性度を詳しく調べます。

注腸X線検査とは、肛門からバリウムと空気を注入してX線写真を撮る検査です。

これによって、がんやポリープなどの正確な位置や大きさなどを調べることが出来ます。

大腸ガンは、早期発見であれば90%の高い確率で完治すると言われています。

検診を受けて再検査になった場合は、必ず検査を受けるようにしましょう!

※女性の場合、生理中に大腸ガンの検査を受けても大腸からの出血と区別がつかない可能性があるそうです。

そのため、自治体によっては生理中は受診出来ないと定めているようですので、注意事項をよく確認しましょう。

大腸ガンの治療方法は?

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大腸ガンの治療方法は、ステージ(病期)によって異なります。

大腸ガンのステージは、大腸の壁にガンがどの程度深く侵入しているかの「深達度」と、どのリンパ節まで転移がいくつあるかや、大腸以外の臓器や腹膜などへ転移しているかの「遠隔転移」によって決まります。

最も低いステージが0で、最も高いステージがⅣとなり5段階に分けられます。

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治療前にCTの結果などからステージを予測しますが、手術後に切除した組織を顕微鏡で調べた結果も総合して、最終的なステージが判定されます。

ステージ0~Ⅰの治療方法

ガンが大腸壁の粘膜内や粘膜下層内にとどまっているものを早期ガン、それよりも深く浸潤しているものを進行ガンと呼びます。

粘膜内にとどまっているステージ0や、粘膜下層に浸潤しているステージⅠの中で、程度が軽くて内視鏡でも完全に切除可能であれば内視鏡治療が選択されます。

しかし、たとえステージⅠでも大きさや存在する部分などによって内視鏡治療が困難な場合もあり、手術治療が選択される場合もあります。

ステージ0~Ⅲの治療方法

ステージⅡ以降のリンパ節転移の可能性がある早期ガンや進行ガンの場合には、手術治療が選択されます。

手術は腸の切除ではとどまらず、リンパ節郭清も行われます。

手術で切除したリンパ節にガンの転移が見つかれば、ステージⅢに分類されます。

ステージⅢに分類されると手術後に補助化学療法を行います。

ステージⅣの治療方法

ガンが肺や肝臓、腹膜などに転移しているとステージⅣに分類され、大腸にあるガンと転移しているガンを両方安全に切除可能であれば、切除します。

しかし、転移したガンの数が多いとガンの進行は高いとされ、その場合完全に切除することが困難なため、化学療法を行うことも多いです。

最近は高い効果が期待出来る化学療法が開発されているため、化学療法によってガンが切除可能までに縮小した場合、化学療法の後に手術を行うこともあります。

化学療法や放射線療法をしても効果が出ない場合や、患者さんが弱っていて化学療法や放射線療法、手術などに耐えられない場合には症状を和らげるための治療を優先して行います。

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大腸ガンと診断されてからの余命は?

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「5年生存率」という言葉を聞いたことがありまさか?

これは、ガンと診断された人の中で5年後に生存している人の割合をのことで、大腸ガンだけでなくガン治療の効果の目安としてよく使われる言葉です。

大腸ガンの再発は、そのほとんどが手術から5年以内に起きています。

ガンと宣告されたら余命が短いというイメージがあるかもしれませんが、大腸ガンのステージ0やステージⅠなどの早期発見であれば、5年生存率は約90%となっています。

データは平均的なもので、確率として推測されるものなのですべての人に当てはまるものではありませんが、90%はとても高い確率ですよね!

早期発見であれば5年生存率は約90%ですが、ステージⅢでも約80%あります。

しかし、最も深刻なステージⅣになると、5年生存率は約18%まで下がってしまいます。

ステージⅣの場合、病状が悪化して治療も出来ない状態になってしまうと余命3ヶ月~6ヶ月と宣告されてしまうこともあるそうです。

やはり、ガンは早期発見がとても大切ですね!

大腸ガンを発症した有名人は?

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大腸ガンを発症した有名人には、どんな人がいるのでしょうか?

その中には、克服した方々や惜しくも亡くなられた方々がいました。

大腸ガンを発症し克服した有名人

・俳優の渡哲也さん

1991年に直腸ガンの手術をされました。

バリウム検査にて2つのポリープが発見されましたが、仕事が忙しかったために内視鏡検査は2ヶ月後になってしまったそうです。

2ヶ月後の内視鏡検査の時にはポリープが4つ発見され、早期発見ではありましたが病巣が深く直腸を25cm切除し、人工肛門をつけています。

・俳優の石坂浩二さん

2002年に排便時に出血があり最初は痔だと思っていたそうですが、検査の結果は直腸ガンでした。

その後、ガンの摘出手術を受けて翌日には歩く練習をするなど素晴らしい回復力を見せ、なんと!2週間後には仕事に復帰しています。

・鳥越俊太郎さん

2005年にステージⅡの直腸ガンが見つかり手術をしました。

その後、2007年1月には左肺に転移が見つかり手術をしました。

そして、同年8月に右肺への転移が見つかり再び手術をしています。

さらに、2009年には肝臓への転移が見つかりステージⅣにまでなりましたが、手術をし回復されました。

鳥越さんは転移を繰り返しましたが、その度に手術をして回復されています。

・漫画家の藤子不二雄Aさん

2013年に初期の上行結腸ガンが見つかり手術されました。

手術中には大出血をして、4日間もICUに入っていたそうです。

しかし、その後は医師も驚くほどの回復力を見せて、2週間後には退院されました。

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大腸ガンを発症して亡くなってしまった有名人

・俳優の今井雅之さん

2014年の夏頃に体調不良で病院を受診しましたが単なる腸の風邪と判断され、その後も体調が良くならずに3回程病院を受診しましたが、体調不良と診断されました。

その後、11月に別の病院を受診して大腸ガンが発見され大腸の一部の切除手術を受けましたが、すでにステージⅣの末期ガンでした。

最初に受診した病院でガン検査をしていたら…。

と考えたくなりますが、もしも夏頃にガン検査をしていても症状が出ていたため、すでに末期であった可能性もあるそうです。

末期ガンを公表してから、わずか1ヶ月後に亡くなられました。

享年54歳でした。

・女優の坂口良子さん

2011年に横行結腸ガンが見つかり手術を受けて、術後には半年間の抗がん剤治療をしましたが、1年後に再発して2度目の手術をしました。

しかし、術後の治療中の肺炎を併発してしまい亡くなってしまいました。

享年57歳でした。

・俳優の原田芳雄さん

2008年に上行結腸ガンが見つかり手術をして、その後は抗がん剤をを続けていました。

抗がん剤治療は3年間続けられましたが、肺炎を併発してしまい亡くなってしまいました。

享年71歳でした。

その他の大腸ガンを発症して亡くなってしまった有名人には、タレントの柏木厚志さん(享年45歳)、女優の深浦加奈子さん(享年48歳)、俳優の入川保則さん(享年72歳)、ピアニストの中村紘子さん(享年72歳)などがいらっしゃいます。

大腸ガンで亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

まとめ

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大腸ガンについての、初期症状や治療方法、余命などのまとめはいかがでしたでしょうか?

大腸ガンを発症した有名人もたくさんいて驚きました。

大腸ガンは早期発見出来れば約90%の高い確率で治すことが出来ます。

早期発見するためにも、検診を受けるようにしたいですね。

また、生活習慣病を予防することで大腸ガンになるリスクを減らすことが出来ます!

出来ることから始めたいですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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