現在、癌は2人に1人がかかる可能性があると言われているほど身近な病気で日本人の死因のトップでもあります。

みなさんは癌にかかってしまった時、実際に治療費がいくらかかるのかご存知でしょうか。

多くの人が癌の治療はお金がかかるというイメージがあるかもしれません。

癌の治療費にはもちろん個人差はありますが、平均の治療費を知っておくだけでも万が一の時に安心ですよね。

そこで今回は、癌の治療法や治療費がいくらかかるのかについてまとめてみました。

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癌治療に必要な費用は?

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癌治療に必要になる費用にはどんなものがあるのでしょうか。通常健康保険の対象となる治療に直接関係する費用と、健康保険の対象外となる治療に直接関係しない費用に分けてまとめてみました。

癌治療に直接関係する費用まとめ

・検査の費用

癌の発見や発見された時に治療方法を決定するために必要な血液検査、MRI、レントゲン、画像、超音波、エコー、内視鏡、PET、病理・生体などの検査にかかる費用。

・診察の費用

・手術の費用

・抗がん剤治療の費用

・放射線治療の費用

・先進医療や公的制度が適用されない治療を受けた時の費用

・抗がん剤治療などの薬の費用(病院で支払うもの)

・調剤薬局で支払う癌治療のために服用する薬の費用

・入院基本料金

癌治療に直接関係しない費用まとめ

・通院するための交通にかかる費用

・診断書や証明書をもらうための費用

・入院に必要な生活用品、食事代、個室代(差額ベッド代)などの費用

・抗がん剤治療で必要な場合に購入するウィッグの費用

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保険診療・自由診療・先進医療の違いや治療の支援制度について

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癌治療には保険診療が認められている治療と保険診療が認められていない自由診療の治療、これらの中間的な先進医療があります。治療費に大きくかかわる問題ですので、保険診療・自由診療・先進医療について説明します。

保険診療

保険診療とは、ケガや病気のために病院で治療を受けると基本的に治療費の7割までを健康保険が負担をしてくれるため患者の自己負担金額が3割になる制度です。

保険診療を利用すれば治療費の負担を大幅に減らすことができますが、治療の内容が細かく規定されているため全ての治療に保険診療が認められているわけではありません。

自由診療

自由診療とは、医師の判断と患者さんの同意のもとで行われる治療で保険診療のように細かい規定がなく、治療にかかる費用が患者の全額自己負担となります。

そのため、保険診療に比べると治療費はかなりの高額になってしまいますが自由度の高い治療を選択することができます。

先進医療

先進医療とは、厚生労働省が保険適用外の先進的な医療技術などについて通常の保険診療との併用を認めたものです。

先進医療は現時点では自由診療の扱いとなっていますが、通常の治療である診察や検査、薬、入院基本料金などが健康保険の適用対象となり、先進医療にかかる費用は患者の全額負担となります。

先進医療は高度な技術を用いた治療方法ですが、全ての医療機関が先進医療を行えるわけではなく医療機関の施設基準が定められています。

癌の治療を支援するための制度

高額療養費制度

保険診療の対象となる治療費について1ヶ月(1日から月末)の自己負担を一定の金額におさえることができる高額療養費制度があります。

自己負担の上限金額は年齢や所得により異なりますが、一般的な収入の人であれば自己負担を10万円以下におさえることができます。

対象となるのは病院や診療所の会計窓口で支払う自己負担分や処方せんをもらって調剤薬局で購入する薬の代金も含まれるのでとても心強い制度です。

また、1年間に高額療養費に該当する月が4回を超えた場合4ヶ月目からは1ヶ月の自己負担額が4万4,400円になる制度もあります。

傷病手当金

会社員や公務員が病気やケガの治療のために会社を休んで十分な給与が受けられない場合に、健康保険から支給される傷病手当金があります。傷病手当金は病気で休業中に被保険者とその家族を保障するための制度です。

傷病手当金を受給するためには

①病気やケガの療養のための休業であること。

②仕事に就くことができないこと。

③連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと。

④休業した期間についての給与の支払いがないこと。

の4つの条件がありますが、受給されればこれまた心強いですね。

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癌の治療費はいくらかかるの?

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万が一のことを考えると癌の治療費がいくらかかるのか気になりますが、治療費は治療方法によって違うため治療方法別に説明します。

癌の治療で基本となっているのが、

①手術、

②化学療法、

③放射線治療

の3つで癌の三大療法とも呼ばれており、これら三大療法は保険診療が認められている治療方法です。

その他に、先進医療や補完的に行われる緩和ケアがありますが保険診療が認められていないため自由診療となります。

緩和ケアは癌の末期にされるケアのイメージがある人もいるかもしれませんが、現在では癌の傷みや辛さを軽減させるために治療の初期から積極的に行うべきだと考えられています。

①手術

手術は癌になってしまった部分とその周辺を切除する治療方法で、癌がまだ小さく転移などもない早期発見や、進行していても切除が可能な状態の場合に積極的に行われます。

手術の大きなメリットは、癌のかたまりを一気に取り除くことができるため検査でも発見できないほどの小さな転移さえなければ完治の可能性が高いことです。

しかし、手術でできた体のキズの治療や回復に時間がかかるため場合によっては臓器や体の機能が失われるデメリットもあります。

そのため、最近では医療技術の進歩により切除範囲を最小限にとどめる手術や内視鏡を使用した腹腔鏡下手術などの体への負担を少なくする手術が普及しています。

癌手術の治療費は手術方法や癌の部位、病院によって差がありますのでおおよその目安として参考にしてください。

・肺癌(胸腔鏡下肺葉切除術の場合) 平均入院日数 術前1日・術後約1週間 治療費約600,000万円

・胃癌(腹腔鏡下幽門測胃切除術の場合) 平均入院日数 術前1日・術後約10日 治療費約600,000万円
・大腸癌(腹腔鏡下S状結腸切除術の場合) 平均入院日数 術前1日・術後約12日 治療費約400,000万円
・乳癌(乳房部分切除術の場合) 平均入院日数 術前1日・術後約5日 治療費約600,000万円

・子宮癌(子宮全摘術) 平均入院日数 術前1日・術後約1週間 治療費約550,000万円

※これらの金額は保険適用前の金額なので実際の負担額は3割になります。

保険診療の対象となる手術は高額療養費制度が利用でき後日に自己負担分の限度額を超えた分の払い戻しが受けられるので、実際の自己負担する手術の治療費は10万円以下におさえられる人が多いです。

②化学療法(抗がん剤治療)

化学療法は抗がん剤によって癌細胞の死滅や増殖を抑える治療方法で、点滴や注射、内服により投与されます。

抗がん剤治療は血液を通して抗がん剤が全身をまわるため小さな転移にも効果があるメリットがあり、手術で癌を取り除けない場合や手術後に癌の再発防止のためにも行われます。

しかし、脱毛や吐き気、倦怠感などの副作用や肝臓や腎臓などへの障害、癌以外の正常な細胞にも作用してしまうため負担が大きく治療期間が長いなどのデメリットもあります。

化学療法の治療費は、基本的に投薬と休止の中長期的なサイクル(約1〜3週間=1クール)を治療計画にそって2~8クール繰り返して行われます。1クールが終了したら1~3週間ほど休むことが必要で、これは抗がん剤により癌細胞を死滅させますが正常細胞が回復するのに時間がかかるため休む期間が必要なためです。

1コクールにかかる治療費の平均は約10〜100万円(保険適用前)で国内で未承認の抗がん剤使用となると保険が適用されず、1ヵ月で約100万円以上にもなります。

③放射線治療

放射線治療は癌に対して放射線を照射して癌細胞を死滅させる治療方法で、医療技術の進歩により位置や大きさを正確に測り集中的に放射線を照射することができます。

放射線治療は体の外から放射線を照射する「外部照射」と放射線物質をカプセルや針に入れて照射する「内部照射」があります。

放射線治療は集中的に癌細胞に照射できるメリットがありますが、部位によっては皮膚や粘膜の炎症症状やめまいなどの副作用があらわれるデメリットもあります。

放射線治療の治療費は、基本的には1回約1〜2万円で30回照射を行なったとすると合計で約30万円〜60万円(保険適用前)となります。

④先進医療

放射線治療の中でも先進医療に分類されている癌細胞のみを破壊することができるため副作用の少ない「陽子線治療」と「重粒子線治療」があります。

治療費は、陽子線治療が平均約268万円、重粒子線治療が平均約308万円と先進的な医療技術のためとても高額です。

⑤緩和ケア

・温熱療法

温熱療法とは、熱に弱いとされている癌に対して癌の病巣を温めることによって治療効果を期待する治療方法です。

温熱療法は一部が保険療法として認められていますが、回数の制限を超えた分は自由診療となります。

自由診療の温熱療法の治療費は平均約1回2万円で症状に合わせて複数回継続します。

・免疫療法

免疫療法とは、自身の血液に含まれる免疫細胞を高めてから体内に戻して免疫力を高めて癌細胞を攻撃する治療方法です。

免疫療法の費用はとても高額で1回あたり平均約20万円で、複数回繰り返すため合計平均約100~200万円となります。

・漢方薬

保険診療の規定外となるオーダーメイドの漢方薬を処方してもらうと自由診療となります。

癌の治療や癌の再発防止、副作用の軽減など漢方薬の目的によって配合がことなり費用も異なりますが、漢方薬の平均費用は1ヶ月あたり約2~6万円で症状に合わせて複数回継続します。

・ビタミン療法

癌治療のビタミン療法ビタミン療法は高濃度に精製したものをしようするため、1回の治療費の平均が約2万円で症状にあわせて継続します。

癌の治療には時間が必要

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癌の治療法にはさまざまな種類がありますがその多くが時間がかかる治療法です。手術であれは2~3週間の入院が必要で、通院でも可能な化学療法や放射線治療は数回1セットで継続する必要があります。

そのため、治療費だけでなく身の回りの日用品や衣類、通院時の交通費、家族の生活スタイルが変化し外食が増えるなどの出費も増えたりします。

また、家計を大きく支えている人の場合癌治療に専念すると入院や副作用により仕事を休むことになり、収入が減ってしまう大きな問題もあります。

みなさんは、癌の「5年生存率」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これは、癌の完治の目安に治療後の5年間再発しないことというものがあり、治療後の5年間は定期的な検診を受けたり再発予防に取り組むために通院が必要になります。

癌は治療が終了したら終わりではありません。

毎日ではありませんが治療後も定期的に通院が必要になると、通院のための費用や検査費用など完治されたとみなされるまでかかるのわけです。

さらに、考えたくはありませんがもしも癌の再発となれば再び手術などの治療費もかかることになります。

それらをふまえると、癌が発見されてから治療し5年間を経過するまでに自己負担した費用の平均は約150~200万円になります。

 

まとめ

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癌の治療費はいくらかかるのかについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

癌の治療費は治療方法によって違いますが、公的制度によりある程度までは抑えることができます。

しかし、健康保険が適用外となる先進医療や入院や通院にかかる細かな出費までは公的制度でまかなうことができないため、家計への負担は大変です。

万が一癌になってしまった時に安心して癌の治療に専念するためにも、がん保険や医療保険に加入しているとさらに心強いですね。

癌に対する備えがまだの人はこの機会に検討してみることをおすすめします。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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