みなさんは、「突然死」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
家族が、友人が…。
突然死で亡くなってしまった経験がある人も多いかもしれませんね。
実は私も、数年前に身内を突然死で亡くしているため人ごとではありません。
何か出来ることはなかったのか…。
やはり、残された人は考えてしまいますよね。
そして、予防出来るならしたいものです!
そこで今回は、突然死の原因や予防方法などをわかりやすくまとめてみました。
突然死とは?
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それでは、突然死についてわかりやすく解説していきます。
突然死とはその文字の通りなのですが、ある日突然痛みを感じたと思ったら、そのまま容態が急変し24時間以内に死んでしまう場合を突然死と呼んでいます。
さらに詳しく説明すると、それまで病気をしたことがなくあったとしても安定していて悪化する気配がなかったり、事故や自殺などが関係する原因もないのに突然死んでしまうということで、本当に突然死んでしまうということがわかると思います。
また、亡くなる人の5人に1人は突然死で亡くなっているとのデータもあり、私の予想をはるかに超えていました。
そして、突然死の中でも発病してから1時間以内に亡くなってしまう場合もあり、この場合は「瞬間死」と呼ばれているようです。
瞬間死だなんて…考えただけで恐怖しかありませんよね!
突然死の原因は一体何なのでしょうか?
突然死の原因は?
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ある日突然…。なんてことにならないように、突然死の原因があるなら今のうちに知っておきたいですよね!
調べてみたところ、突然死を起こす原因の約半数が心臓であることがわかりました。
あとの残りは脳や呼吸器系に原因があるそうです。
しかし、突然死とは死に方の問題のためその原因を全て把握することはとても困難とされており、この他にもさまざまな原因があるかもしれないとのことです。
そこで、突然死で亡くなった方の興味深いデータがありましたので、わかりやすくまとめてみました。
・男性の方が女性よりも約2倍の確率で突然死を起こし、その中でも40代と50代が多い。
・4月に突然死で亡くなる人が他の月よりも1.62倍多い。
・平日よりも週末に起こる場合が多く、時間帯は深夜から未明が多い。
・突然死の原因としてわかっているものの中では急性心筋梗塞が最も多い。
・仕事中に突然死してしまう確率は2割弱で、残りの8割は睡眠中や入浴中、用便中など自宅で倒れる確率が多い。
いかがでしょうか。
40代や50代の働きざかりの男性が突然死する場合が目立っているようです。
4月に多いのは環境の変化などが影響しているのでしょうか…。
いずれにしても防げるものならば、防ぎたいですよね!
本当に突然死には前兆が何もないのでしょうか?
突然死の前兆は?
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突然死の前兆が何もないのか調べてみたところ、症状を訴える確率は低いですが全く何もないわけでわないことがわかりました。
これは、急性心筋梗塞やくも膜下出血が原因で突然死した場合に限りますが、どちらも突然死の原因として多い病気ですので事前に症状を訴えていた自覚症状をまとめてみました。
・体がだるく疲れが取れにくい。
・熱っぽくなんとなく体調がすぐれない。
・頭が痛い。
・食欲がない。
・たまに胸が痛む。
・手足がしびれる。
いかがでしょうか。
どれも風邪の症状と似ており、特別珍しい症状ではないですよね〜!
やはり、突然死を予知することはとても難しいようですので、定期的に健康診断を受けて自分の体調の変化に気づくことが重要ですよね。
そこで、健康診断の結果で注目する点についてわかりやすくまとめてみました!
・血圧
上の血圧(収縮期血圧)が160以上の人は、120未満の人と比べて7.4倍、下の血圧(拡張期血圧)が100以上の人は、80未満の人と比べて突然死する確率が5.2倍も高いため、血圧の数値に注目!
・コレステロール
総コレステロールの値が250mg/dl以上、140mg/dl未満の場合、突然死する確率が高くなるため、コレステロールの値に注目!
・肥満
BMIの指数が26.5以上の場合、標準の人と比べて2.7倍も突然死する確率が高くなるため、BMIの指数に注目です!
BMIとは体重と身長の関係から算出した成人の肥満度を示す体格指数のことです。
BMI=体重kg÷ (身長m)2
BMIの計算式は世界共通なのですが、肥満の判定基準は国によって違います。
ちなみに、日本ではBMI22が標準で25以上が肥満とされていますので一度計算してみてくださいね。
・尿酸値
尿酸値が8.0mg/dl以上の場合、正常値の人と比べて突然死する確率が3.4倍になるため、尿酸値に注目!
・心電図
不整脈があると突然死する確率が3.7倍になるため、心電図の結果に注目!
※心電図の異常の多くは心配することない不整脈とのことですが、なかには突然死の原因となる不整脈もあるそうなので、心配な方は一度専門医で診察を受けることをおすすめします!
突然死の予防方法は?
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突然死を予防するためには、健康診断を定期的に受けて自分で健康管理をすることが大切ですが健康診断の結果を見るだけでなく、日常生活から気を付けて規則正しい生活を送ることが大切です。
なぜならば、先ほど突然死は深夜から未明が多いと言いましたが、それには自律神経のリズムがとても大切だからです。
自律神経には交感神経と副交感神経があるのですが、この2つの神経は本人の意思とは関係なく働いています。
・交感神経とは
心臓の働きを早めたり、血圧を上げる、消化や排泄を抑制するなどの働きをしています。
・副交感神経とは
心臓の働きを抑えとり、血圧を下げる、消化や排泄を、促すなどの働きをしています。
規則正しい生活をしている人であれば、早朝から午前中は体が活動する時間帯のため、副交感神経が低下し交感神経が活発に働き始めます。
交感神経が活発になると血圧が上昇したり心拍数が増加するのですが、不規則な生活をすると自律神経のリズムが乱れるようになり血圧や心拍数が突然上昇するなどし、体に負担をかけてしまうのです。
これが長く続くと、心筋梗塞や狭心症などの発作が起こりやすくなってしまうため自律神経のリズムを整えることはとても大切です。
自律神経のリズムを整えるのには、規則正しい生活を送ることがとても重要です。
お仕事の勤務時間が不規則な方だとなかなか難しいかもしれませんが、可能な限り決まった時間に起きて朝の光を十分に浴びることが理想的だと言われていますので、少しずつ生活のリズムを整えてみてくださいね。
また、ストレスや過労にも要注意です!
ある調査によると、阪神淡路大震災やロサンゼルス地震などの後に突然死が急増したとの報告があります。
いくら定期健診を受けていても、自分がどのくらいストレスを抱えているのかは分からないものですよね。
自分で上手くストレスを発散できる人であれば良いのですが、なかなかそういう人は多くないと思います。
働き過ぎだと思ったら休養をとるなど早めに対応し、周囲に頑張り過ぎている人がいるならば休養するように声をかけてあげるのもいいかもしれませんね。
また、突然死は運動中に起こることもあるようです。
特に、中高年の方はランニングのスタートやゴールの直後、ゴルフの最中などにも突然死する場合があります。
定期健診で血圧やコレステロール値が高いなど、なんらかの異常がある場合は急な運動で心臓に負担をかけてしまう恐れがありますので、急激な運動は避けて十分な水分補給をして休憩を取りながら適度な運動をするようにして下さいね。
まとめ
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突然死の原因や予防方法などについてわかりやすくまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
突然死はその名の通り突然死んでしまうことですが、原因や予防方法が全く何もないわけではありません。
私も、定期健診をきちんと受けて規則正しい生活を送るように心がけて、周囲の人にも声をかけるようにしようと思いました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました!