クリスマスといえば、サンタクロースが欠かせませんよね。

子供の頃、サンタクロースが来てくれるのを楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。

みなさんはサンタクロースの歴史や由来、プロフィールや国の違いなど、どれだけのことを知っていますか?

そして、サンタクロースの秘密もたくさんありますよ!

サンタクロースのことをもっと知れば、今年のクリスマスは、今まで以上に楽しむことが出来るはずです。

そこで今回は、サンタクロースについて詳しくまとめました。

これだけ知っておけば、クリスマスでサンタクロースの知識を自慢出来ちゃいますよ!

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サンタクロースの歴史や由来について

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サンタクロースの歴史は、そういえばあまり良く知られていませんよね。

サンタクロースは、赤い服装で長い白髭、ふっくらとした体型がトレードマークとして有名です。

私は歴史を調べる前に、その派手な衣装からアメリカが関係しているのかな?と思いましたが、やはりそうでした。

まず、サンタクロースにはオランダ人が関わっていました。

宗教改革でプロテスタントは、聖ニコラウスの祭日を祝わないことにしたのですが、オランダ人達はその週間を守り続けていました。

ニコラウスは学問の守護聖人として知られていて、アリウス異端と戦った偉大な教父でもありました。

教会では聖人として列聖されているために、「聖(セント)ニコラウス」という呼び名が付いていました。

サンタクロースの名前の由来も気になる所ですよね。

サンタクロースの名前の由来には、この聖ニコラウスが大きく関係しています。

オランダ語で「聖ニコラウス」はSinterKlaas(シンタクラース)と表記され、これが現在知られている、のSantaClausの語源となっているそうです。

つまり、シンタクラースがなまって、サンタクロースになったわけです。

17世紀、アメリカに移住したオランダ人たちが聖ニコラウスの祭日をそのままにはせずに、「クリスマス前夜に子供たちに聖ニコラウスがプレゼントをした」ということにしました。

なぜかというと、聖ニコラウスは貧しい信者や子供たちを助けていたからという伝承があったためと言われています。

そしてサンタクロースの格好やストーリーは、あとから作られていきました。

サンタクロースが赤い服を着ている理由ですが、19世紀から20世紀にかけて発行された古いクリスマスカードが残っていて、当時の服装は青や紫、毛皮で出来たものと様々でした。

全く想像が付きませんよね!びっくりしました。

1870年頃アメリカでは、サンタクロースが富の象徴として人気者になったとフランスの社会学者が分析しています。

みんながサンタクロースとして思い浮かべる、白い毛皮が付いた赤い服を着てベルトを締めている姿は、挿し絵作家のトーマスナストが、聖ニコラオスの姿を参考にして、北極で暮らしているサンタクロースの姿を詳細に描きました。

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その後もアメリカでサンタクロースの人気は高まり続けました。

1920年頃には、デパートの大きなアトラクションにまでなりました。

そんなサンタクロースの人気に新たに登場してきたのが、世界的にも有名なコカコーラです!

1931年、コカコーラは現在のサンタクロースの姿で、冬にコカコーラを飲むことを宣伝しました。

サンタクロースのカラーの赤と白は、コカコーラのカラーでもありますよね。

このコカコーラの宣伝によって、世界中に現在のサンタクロースの姿が定着していきました。

コカコーラの影響力、すごいですよね!

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サンタクロースのプロフィール

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実は、サンタクロースのプロフィールもちゃんとあるんです!

性格や趣味までまとめちゃいました。

出身地

1920年頃、アメリカに伝わった言い伝えの中では、サンタクロースの故郷は北極とされています。

そこから、北極圏のある、フィンランドラップランド出身であると考えられるようになりました。

居住地

フィンランドの国営放送局は、ラップランドの東部にあるコルヴァトゥントゥリをサンタクロースの正式な居住地と宣言しています。

サンタクロースは、コルヴァトゥントゥリの山中で、お手伝いをする妖精と一緒に住んでいると言われ、その周辺にはトナカイが多く生息している場所とも言われています。

サンタクロースにぴったりの場所ですね!

性格・趣味

サンタクロースは、好奇心旺盛で派手なものが好き、ミーハーな一面を持つなど、とても親しみやすい性格だと言われています。

趣味はスポーツ全般でと珍品のコレクターで、家のコレクションルームには、おもしろいガラクタが溢れかえっているそうです。

親しみやすい性格は、私のイメージ通りでした。

お家のコレクションルームを一度見てみたいですね。

サンタクロースのプロフィールは、まさにイメージ通の人が多いかもしれませんね。

サンタクロースの国の違い

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サンタクロースは、世界共通ではなくて国の違いがあるようです。

そこで、国別にまとめてみました!

イギリス

イギリスではサンタクロースのことをファザークリスマスと言います。

近年は赤色の服が主流になってきましたが、緑色の服も着ています。

オランダ

オランダではクリスマスが1シーズンになんと2回あります。

そのため、プレゼントがもらえるのは12月6日(聖ニコラウスの日の前日)と25日のクリスマスの2回です。

プレゼントをもらう方は嬉しいですが、サンタクロースは大忙しですね(笑)。

イタリア

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イタリアではクリスマスが1月6日まで続いて、5日に魔女が来て良い子にはお菓子を、悪い子には石炭をくれるという伝説があります。

魔女が石炭とは…。

入れてる姿を想像しただけで、恐ろしいですね。

ドイツ

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ドイツには黒いサンタクロースがいるようです。

黒いサンタクロースは、赤いサンタクロースかわトナカイのソリに乗っている後ろからひっそりとついてきます。

そして、良い子には赤いサンタクロースがお菓子やおもちゃを、悪い子には黒いサンタクロースがじゃがいもの皮や動物の内臓などをプレゼントするそうです。

先ほどのイタリアでの魔女の石炭で怖がっていたのは、まだまだ甘かったようです。

動物の内臓だなんて…。衝撃的で言葉を失います。

さらに、とても悪い子には、灰の入った重たい袋で叩いてお仕置きをしたあと、その袋の中に子供を入れて地獄へ連れていくという怖い話まで!

これだけ怖がらせれば、みんな良い子になりそうですね。

ちなみにドイツでは過去に、サンタクロースは商業主義だとされて、カトリックによって神父たちが襲われる、サンタクロース排撃事件がありました。

ロシア

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ロシアにはなんと、3種類のサンタクロースがいます。

1人目は日本でよく知られている、一般的なサンタクロースです。

2人目はジェド・マロース(マロースおじいさん)で、ロシアでは一番ポピュラーなサンタクロースです。

3人目はチスハーンで、頭には立派な角を生やして、青色の衣装にはサハ伝統の模様を施した姿です。

3人目のサンタクロースから、ラスボス感が出てますよね!(笑)強そうです!

オーストラリア

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オーストラリアは南半球に位置していて、夏のクリスマスにサンタクロースが来ます。

波乗りサーファー姿のサンタクロースは、とても新鮮ですね!

半袖かと思いましたが、夏でも服装は長袖を守っているそうです(笑)。

 サンタクロースの国の違いは、怖い話しもありますが色々あって、面白いですね!
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サンタクロースの秘密

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サンタクロースについての、色々なことが分かってきましたよね!

そこで最後に、あまり知られていないサンタクロースの秘密についてまとめてみました。

日本には大正時代からサンタクロースが来ていた!?

日本にサンタクロースが来たのはそんなに昔ではないと思っていましたが、なんと日本にサンタクロースが来るようになったのは大正時代からだそうです。

当時の日本人にとっては、やはりなじみのない文化だったようで、大正時代にはそこまで流行らずに、サンタクロースが来る家の方が少なかったんだそうです。

日本に本格的にサンタクロースが来るようになったのは、昭和に入ってからで徐々に増えていきました。

当初、サンタクロースの服の色は色々あったようですが、日本に伝わった時にはすでに赤色の服だったため、日本人は赤色の服のサンタクロースにとっても馴染みがあるのです。

サンタクロースは何人もいる!?

サンタクロースと言えば、白い髭を生やして、赤色の服を来た少しふっくらとしたおじいさんというイメージがあるため、一人しかいないと思っている人が多いのではないでしょうか?

しかし、サンタクロースは一人ではとても足りないのです(笑)。

サンタクロースは世界中の子供たちにプレゼントを配らなければならないので、この事実は前から気がついていた人もいるかもしれませんね。

そのため、サンタクロースは複数存在していて、フィンランドにあるサンタクロース村には複数のサンタクロースが存在しています。

プレゼントを配っているのはサンタクロースだけじゃない!?

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サンタクロースはトントゥと呼ばれる小さくて可愛い妖精と一緒に暮らしていて、その妖精が子供たちにプレゼントを配るのを手伝ってくれています。

日本では、サンタクロースとトナカイのイメージはとても強いですが、妖精を知らない人はとても多いのではないかと思います。

これからクリスマスにプレゼントをもらった時には、サンタクロースとトナカイだけでなく、妖精のトントゥにも感謝しなくてはいけませんね!

サンタクロースは結婚していて、奥さんがいた!

サンタクロースに奥さんがいたことを知っていましたか?

これは、フィンランド政府が公開している「サンタクロースの定義」に書かれているのですが、「サンタクロースは夏の休暇を妻と小人のトントゥたちとゆっくり過ごす。」となっています。

そして、名前もあってサンタクロースの名前が『JOULUPUKKI(ヨウルプッキ)』で、奥さんの名前が『JOULUMUORI』(ヨウルムオリ)です。

古くからフィンランドでは、このサンタクロースが親しまれていて、絵本の中にもサンタクロースの夫婦の名前が何度も登場するそうです。

サンタクロースは夏に会議に出席している!

ここで、一気に現実的な問題になりますが夏のサンタクロースは一体何してるの?と疑問に思っていた人はいませんか?

夏の間のサンタクロースは、ぼ~っとしているわけではありません(笑)。

夏は時間が取れるため、毎年デンマークで「世界サンタ会議」が開かれていて、世界中のサンタクロースが出席しています。

気になる会議の内容ですが、各国が抱える問題やプレゼントの話し、クリスマスイブの話などもしています。

過去には、屋根の駐車スペースの件や、煙突の清掃基準問題について話しあったそうです。

こんなことまで話し合っていたとは、サンタクロースの素敵なクリスマスにしよういう強い思いが伝わってきます。

会議の後は、パレードを楽しんだり、海で遊んだり、子供たちと交流したりと思う存分楽しんでから、それぞれの国に帰って行きます。

会議という名目ですが、夏休みもしっかり楽しんでいるようで、なんだかホッとしました。

それから、さらに現実的な話しになりますが子供たちへのお手紙書きなどの事務的なお仕事も、夏場の比較的暇な時期にこなしているようです。

日本には公認のサンタクロースがいる!

日本の音楽家であるパラダイス山元さんは1998年に史上最年少の35歳で、公認のサンタクロース試験に合格しました。

出典:http://www.nudn.net

この方が、パラダイス山元さん。

サンタクロースに変身すると・・・

出典:http://contents.oricon.co.jp

こうなります!

 

その後、欠かさずに世界サンタクロース会議に出席していて公認のライセンスを更新し続けています。

日本には公認のサンタクロースがいるなんて、ぜひ実際に会ってみたいですよね!

サンタクロースの秘密は、またまだありそうですが夢を壊さないように知らないままでいた方が良いのかもしれませんね。

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まとめ

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サンタクロースについてまとめはいかがでしたでしょうか?

サンタクロースの歴史や由来やプロフィールはとても興味深いものでしたし、国の違いには恐ろしいものも一部ありましたが、色々あって楽しめました。

サンタクロースの秘密は、みなさん知っていましたか?

現実的な秘密もあって、当たり前ですがサンタクロースも人なんだなぁと改めて思いました(笑)。

今年のクリスマスは今までは以上に楽しめると良いですね!

くれぐれも、怖~いサンタクロースの真似はしないであげて下さいね(笑)。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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