2019年10月1日、ついに消費税が10%に上がってしまいましたね〜!

1989年4月1日に消費税3%がスタートしてから5%、8%と段階的に上がってきましたが、今回は過去の増税とは違い軽減税率の導入やキャッシュレス決済でのポイント還元制度もスタートしました。

とても複雑な仕組みになっていますが、政府によると大きなトラブルの報告はないそうです。

多くのメディアでは数々のトラブルを紹介していましたが…。

そこで今回は、過去の増税時にはどんなトラブルがあったのかを振り返り、今回の増税にはどんなトラブルがあったのかをランキング形式でまとめてみました。

ぜひ、最後までご覧ください!

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過去の増税時にはこんなトラブルが!

出典:https://www.google.co.jp/imgres?

2019年10月1日に消費税が増税されて10%になりましたが、初めて消費税が導入されたのは1989年4月1日で税率は3%でした。

それまであまり使用する機会がなかった1円玉と5円玉が大量に流通するようになったのもこの日からです。

当時は初めての税制導入であったためPRのために国税庁が500万枚ものポスターを事前に作成したのですが、全国各地でトラブルが発生してしまいました。

相談窓口には増税後の2週間で3000件もの問い合わせが殺到し、その相談の3分の1は「消費税分よりも値上げをしている」などの増税に便乗しての値上げに対する指摘でした。

また、当時は郵便の需要がとても高く増税の当日に届いた郵便物の料金不足が多発し、料金不足の通知書を貼る作業が続きました。

そして、小売店でのレジのシステムトラブルも全国的に発生し、百貨店ではレジで会計する前に従業員が電卓で税込価格を計算して納得してもらう接客スタイルを取りました。

1997年4月1日、消費税が5%に増税されました。

初めて3%の消費税が導入された時はバブル景気だったのですが、この時は不景気に直面していたため国民にとって増税はあきらめムードとなっていました。

そのためか、相談窓口への問い合わせは前回の消費税導入時の1割程度だったようです。

この時には前回のような混乱を防ぐためにマニュアルを配布しスタッフの講習にも力を入れ、価格表示を内税式から外税式に変更する店舗もありました。

そして、事業者側からは「増税を告知しなければならないけれど、告知しすぎるとお客さんが購入するのをためらうのでは…」との不安の声がありました。

影響を受けたのは他にもあり、建設計画の途中だった中部国際空港では増税を受けて総面積を減少させることに…。

これは、事業費総額を抑えるために緊急性のない部分のコストカットをすることになったそうです。

2014年4月1日、3度目の増税となり消費税は8%となりました。

消費税導入から20年以上が経過していたため、私自身は悲しいことに全く驚きがありませんでした。

3度目の増税の初日には大きな混乱は見られず、過去に比べてデジタル化が進んでいたためスムーズな移行につながったようです。

商品の表示価格の変更作業は小売店だけではなく、ネット通販サイトでも対応に追われました。

この増税の際には、増税前に日用品などを買いだめする行為も見られました。

新しいサービスとしては、鉄道各社で増税後の運賃が切符(10円単位)とICカード(1円単位)で異なるものがあり利用客が仕組みに戸惑う様子も見られました。

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2019年増税によるトラブルランキング

出典:http://www.mbc.co.jp/web-news2/

過去の増税時に起きたトラブルを振り返ったところで、2019年10月1日の増税時に起きたトラブルを私の独断と偏見でランキング形式にまとめましたのでご覧ください!

第3位・交通機関の各地の駅で切符発券などのトラブル発生!

増税により各地の駅で切符発券などのトラブルが発生していましました!

大阪市で地下鉄を運行している大阪メトロでは、10月1日の朝に増税による運賃改定で導入した券売機が誤作動を起こすトラブルが24駅の57台で発生しました。

午前7時10分頃には復旧しましたが、切符を購入できなかった人が9人おり乗車証が発行されました。

千葉県市川市の京成電鉄では、窓口で乗越運賃の精算などを行う機械の設定ミスで消費税8%の旧運賃のままの駅が4駅ありました。

しかし、午前8時半頃には正しい設定に更新されたため利用者への影響はありませんでした。

一方で増税前に全国の乗り合いバスで約1万えの誤収受があったことも判明しました。

これは、増税前の9月中に新運賃のシステムを試しに稼働した後に旧運賃に戻すのを忘れたり、日付の設定ミスなどによるものでした。

現在は正常に稼働されていますが、まさかテスト稼働中のままの料金を徴収されているとは思いませんよね〜!

こんなミスがあるとは、今後の課題ですね!

これ以上、増税されたくはありませんが…。(苦笑)

第2位・システムトラブルにより日用品も8%で販売!

この手のトラブルは多々発生したようですが、その中でもメディアで大きく取り上げられていたコンビニ大手のミニストップに注目しました。

ミニストップでは10月1日の午前0時にシステムトラブルが発生し、税率が10%になる日用品などの商品も8%にねるミスが複数発生しました。

この他にも、食料品で金額は8%と合っているもののレシートの税率が10%と誤表示されてしまう例や、店が独自に値引きした商品の消費税率が正常に反映されずに購入者が多く支払う例も確認されました。

ミニストップのシステム障害は午前3時に復旧となりましたが、数百店舗が同じような影響を受けたとのことです。

詳しい原因は調査中ですが代金を多く支払ってしまった方には購入した店での返金対応をし、少なく支払ってしまった方には返金は求めないという対応を取りました。

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第1位・非常事態!!増税どころか免税!?

私が増税によるトラブルランキングで1位に選んだのは、回転ずし大手のスシローで発生したシステムトラブルです。

増税前には軽減税率により消費税率が8%と10%となりその税率が混乱するのではと個人的に予想していましたが、スシローでは消費税が0%になってしまい税金徴収が0円という、まさかの免税状態での営業となってしまいました。

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10月1日の午前中から全国のスシロー531店舗のうちこ4割の約200店舗で会計時にどんな操作をしてと消費税が0%になってしまうシステム障害が勃発していまいました。

メディアでこのニュースが流れてからは、ツイッター上で消費税0%のスシローを探す人たちが多くいたとか…。

増税で騒ぎになっていたのにまさかの免税状態となってしまい、午前中から復旧作業に入りましたが1日の夜になっても全面復旧とはなりませんでした。

スシローは11時開店で23時閉店が基本となっているようですが、約200店舗でのシステム障害が判明したのは全て開店前でした。

開店前に異常には気が付いていたものの、このデジタル化が進んだ現在では手動会計時に切り替えられるわけもなく、閉店できるわけもなく…。

最終的な判断は、税率0%で営業をしながら正しい税率に変更する作業をしていくというものでした。

あまり時間をかけずに復旧作業が終わると予想していたのでしょうか。

スシローの広報担当者はシステムトラブルの原因は分からないとのことでしたが、かなりの損害額が簡単に予想されるため泣きたいぐらいの気持ちだったのではないでしょうか。
前もって増税への対策準備は万全だったのだと思いますが、トラブルは出てしまうものですね。

まとめ

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過去の増税を振り返り、2019年10月1日の増税時のトラブルをランキング形式にまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

現在はデジタル化が進んでおりとても便利な世の中となっておりますが、増税によりシステム障害によるトラブルの発生が多いようです。

今回の増税は軽減税率が導入され、8%と10%の税率がありややこしいと思っていましたが、まさかの税率0%状態になってしまうとは…。

どんなトラブルが発生するか分かりませんね〜!

スシロー側はダメージ大でしたが、お客さんはラッキーだったかも!?

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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