11月は753の季節ですね〜!

子供たちの着物姿を見かけると、思わず可愛い〜!と声が出てしまいます(笑)。

みなさんは753の由来はご存知でしょうか?

せっかくの行事ですので由来を知っていればより一層、思い出の深みが増すと思います!

また、753では着物を着る子供が多いですが女の子の着付けは一体どこでやっているのでしょうか?

そこで今回は753に関する疑問をまとめてみました!

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753の由来は?

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それでは、753の由来についてわかりやすく説明していきます!

まず、753の起源は平安時代とされています。

当時は現在とは違い子供の死亡率が高かったため、7歳までは神の子とされていました。

わかりやすく説明すると、当時の7歳までの子供は人間としては一人前とは考えられておらず、命がまだ定着していない者として扱われていたのです。

そのため、健康に育つことを願い3歳から7歳までの間にお祝いが行われるようになっていきました。

なぜ753が3歳・5歳・7歳でのお祝いなのかというと、 平安時代は奇数がおめでたい数とされていたためです。
昔は753にどんなお祝いの儀式をしていたのかと言うと…
3歳・「髪置(かみおき)」…3歳になった男の子と女の子が髪を伸ばし始めること。
5歳・「袴着(はかまぎ)」…5歳になった男の子が袴の着用を始めること。
7歳・「帯解(おびとき)」…7歳になった女の子が帯を締める着物に変えること。
上記のような儀式がありました。
このように年齢ごとに儀式が定まってきたのは江戸時代からで、現在の753はこれに由来しています。
江戸時代に武家の間で広まった753の儀式はしだいに一般庶民にも広まりましたが、753という言葉が使用されたのは明治時代になってからのことでした。
753の儀式に変化はありますが、無事に成長した事を感謝して今後も健やかに成長できますようにとの願いは今も昔も変わらないのです。     

753はどうして11月15日なの?

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753は11月15日とされていますが、なぜこの日なのかについては様々な説があります。

例えば、徳川5代将軍綱吉が11月中旬に我が子の髪置の儀式を行おうとしたが吉日が特になかったため、側近の判断により二十八宿という選日法で一番めでたい鬼宿日が15日であったことから15日に髪置の儀式を行った。

そのため、これ以降の髪置と袴着と帯解の儀式を11月15日に定めたという説。

他には、徳川3代将軍家光がのちの5代将軍綱吉が病弱であることを心配して、無事に成長することを祈るために袴着の儀式を行ったのが11月15日だった。

そのため、一般庶民もこれにならって11月15日に753の儀式を行うようになったという説。

この他にも諸説がありますが、上記の説が主に語り継がれています。

歴史を知るのはおもしろいですよね〜!

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千歳飴の由来は?

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みなさんは、千歳飴の由来はご存知でしょうか?

753と言えば、子供たちが着物を着て千歳飴を持つ姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

それではなぜ、753には千歳飴なのでしょうか。

千歳飴は元禄時代に江戸浅草の飴屋の七兵衛が考案し、長生きするようにと長い袋に千歳飴と書いたことが由来だとされています。
そして、お参りの帰りにお土産として買って帰り親戚や近所などに配られていました。
千歳とは千年という意味で、子供たちの健康と成長を願って長く伸びるという意味や、長寿や延命を願う気持ちが込められています。

このような願いの込められた千歳飴を、子供たちの成長を願う753に持つようになったんですね〜!
千歳飴の由来を知ると長いことが重要なのかと思いますが、食べやすいようにしたのか太くて短い千歳飴も販売されていましたが…。(苦笑)

753の着物の着付けはどこでやればいいの?

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女の子は753のお祝いで着物を着る子が多いですが、一体どこで着付けをすればいいのでしょうか?

女の子の753は3歳と7歳にお祝いをしますが、それぞれ着る着物に違いがあります。

まず、3歳の753の時には身長の3倍ほどの長さのある「三つ身」と呼ばれるゆったりとした着物を着ます。

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これは着物の帯を結ばないため、付け紐などを隠すために袖なしの「被布」と呼ばれる着物を着るのが特徴で、とっても可愛らしい姿です。

そして、7歳の753の時には「四つ身」と呼ばれる着物を着て、大人の着物と同じように帯も結びます。

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7歳の女の子は身長も伸びてきてお化粧もするため、3歳の頃と比べるとすっかり成長した子供の成長を感じることができます。

女の子の着物の着付けをどこでやればいいのか悩む人が多いかと思いますが、753の着付けは写真館などで着物のレンタルや写真撮影の予約をしたらその場所で着付けをしてもらえる所があります。

また、最近では神社などでも753パックを用意していて着付けもしてくれる場合もあるようですので、お参り予定の神社で行なっているのかあらかじめ聞いてみるのもいいと思います。

子供の着物の着付けであれば自分で出来るという人もいると思いますが、7歳の女の子になると着付けに手間がかかりますので個人的には写真館などで写真と着付けをお願いすることがオススメです!

そして、753の着付けは子供だけの話ではなくママも一緒に着るという場合もあると思います。

753ではどうしても子供が優先されてしまいますが、ママの着付けの場合は美容室や貸衣装をしている所でやってもらえたりするので、忘れずに事前に確認しておきましょう!

女の子の着物の人気色は?

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753の女の子の着物は色とりどりですが、人気色は一体何色なのでしょうか?

女の子の753の着物は、3歳も7歳も「赤色」が定番色となっています!

実はこの赤色が人気なのはただ可愛いからだけではなく、昔から魔除けや邪気を払う色とされてきたことが関係しています。

先ほど説明しましたが753は子供たちの成長や健康を願う儀式ですので、子供を災いから守るために赤色の着物を着るのが一番いいと考えられていたようです。

そのような背景があるため、現在でも赤色の着物をよく見かけますし柄のバリエーションと多く用意されています。

3歳の着物には赤やピンク、オレンジなどの暖色系が多く見られますが、7歳の着物にはそれに加え中間色や寒色、白や黒まで色の種類が多くなっています。

7歳になると自分の好みの色や主張もしっかりしてきますので、子供が自分で選ぶケースが多いようです。

最近では好きなキャラクターが身に付けている衣装の色を選ぶなど、選び方にも個性があふれているのだとか!

定番色の赤色は毎年人気を集めていますが、近年の7歳の753では水色や紫色が人気となっているようです。

やはり、年齢があがると赤色やピンク色が子供っぽい印象となり、大人っぽい水色や紫色に憧れていくのでしょうか。

ちなみにですが、私の娘は3歳の753はピンク色の着物で7歳の753は紫色の着物でした。

3歳の753の時には私が色を選んでしまったのですが7歳の時には娘が自分で選び、選んだ理由はディズニープリンセスのラプンツェルが好きだから!とのことでした(笑)。

シンデレラが好きな女の子は水色を選ぶのかも!?

みなさんの娘さんははたして何色を選ぶのでしょうか。

楽しみですね!

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まとめ

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753の由来や、女の子の着付けはどこでやればいいのかなどの疑問をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

行事の由来を知るだけで同じ儀式でもありがたみが増すと思います。

長い歴史のある753ですが、今も昔も子供たちの成長や健康を願う儀式であることには変わりありません。

これからも753を大切にしていきたいですね!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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