テレビなどでお茶の間にもすっかりお馴染みの、池上彰さん。
難しくて分かりにくい話を、何でも分かりやすく話してくれて、その凄さは多くの人が認めていると思います。
池上彰さんのおかげて、今まで全く興味のなかった政治や社会問題に興味を持った人も多いのではないでしょうか？
7月10日に各テレビ局で行われた参院選挙の開票特番でも、その視聴率の結果は池上彰さんがキャスターを務めた、テレビ東京が民放トップになりました。
しかも、テレビ東京が一番制作費が安いと言われていたとか…。
池上彰さんの凄さを実感しますよね！
現在、第48回衆議院選挙が10月10日に公示されて、選挙戦が始まっています。
10月22日には、テレビ東京で池上彰さんの選挙の開票特番が生放送されます。
再び池上無双は炸裂するのでしょうか？
そこで今回は、池上彰さんの経歴などを振り返り、凄さの秘密について迫ってみました！
池上彰さんってどんな人？
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池上彰さんは、1950年8月9日生まれの2017年現在67歳、日本のジャーナリストです。
そして、東京工業大学特命教授を始め、信州大学・愛知学院大学特任教授や、京都造形芸術大学客員教授、名城大学教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事など、さまざまな肩書きを持っています。
凄すぎて、もはや何が凄いのか分からなくなってしまいます。(笑)
過去には、ＮＨＫで社会部記者やニュースキャスターを歴任していました。
主に記者をしていた年にＮＨＫを退職してからは、フリーランスのジャーナリストとして大活躍しています。
池上彰さんの華麗なる経歴
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池上彰さんの凄さに迫るため、経歴をまとめました。
1950年8月9日、池上彰さんは長野県松本市に生まれました。
1973年3月、慶應義塾大学経済学部を卒業しました。
1973年4月、記者としてＮＨＫに入局しました。入局後はニュースキャスターも歴任していました。
2005年3月、まだ定年ではありませんでしたがＮＨＫを退職し、それからフリーランスのジャーナリストとして活動を始めました。
ここからが、現在お茶の間でお馴染みの池上彰さんの姿ですね！
2008年、テレビ朝日の『学べる!!ニュースショー!』にニュースの解説者として出演を始めました。
これが人気のきっかけとなり、その後も『ニュースセンター845』や、『イブニングネットワーク』、『週間こどもニュース』、『ズームイン!!SUPER』など、多くの番組でニュースの解説をするようになりました。
2009年4月、信州大学経済学部特任教授に就任しました。
2011年、番組出演などで多忙を極めたため3月一杯で全ての番組への出演を休止しました。
2012年4月まではレギュラー番組は持ちませんでしたが、東日本大震災が発生した影響を受けて、特別番組などに出演していました。
2012年、東京工業大学リベラルアーツセンター専任教授に就任しました。
2014年4月、愛知学院大学経済学部特任教授と日本大学文理学部客員教授に就任しました。
2015年4月、名城大学特別講師に就任しました。
2016年3月、東京工業大学を定年退職しました。
2016年4月、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院特命教授や名城大学教授、さらには立教大学グローバル教育センター客員教授に就任しました。
池上彰さんの経歴はいかがでしたでしょうか？
とても立派な経歴ですよね！
まさに、爪の垢を煎じて飲みたいです。
池上彰さんが記者を目指したきっかけは？
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池上彰さんは、長野県松本市で生まれて東京都練馬区で育ちました。
父親は銀行員で、子供の頃の愛読書は『クオレ』でした。
小学生の時に、1962年に朝日新聞社が出版した『続地方記者』に出会ったことや、東京都大泉高等学校に在学中に、広島抗争で暴力団と対決した中国の新聞記者がモデルとなっている『ある勇気の姿』というテレビドラマを見たことがきっかけで、記者を目指すようになりました。
その後、慶應義塾大学経済学部に進学しましたが、当時は学園扮装の真っ只中でした。
そこで自分が目にした紛争と、報道されていた内容とのギャップに違和感を感じて、正しい報道を目指して、実家で購読していた朝日新聞社と、ＮＨＫへの就職を希望しました。
最終的には、これからはテレビの時代になると判断してＮＨＫへの入社を決めました。
池上彰さんの凄さの秘密は勉強量にあり！！
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池上彰さんの経歴はとても立派なことが分かりましたがその裏にはやはり、ものすごい努力が隠されていました。
それらの努力についてまとめました。
①毎朝１１紙の新聞に目を通す！
まず、池上彰さんの自宅に毎日届く新聞は『朝日新聞』、『毎日新聞』、『読売新聞』、『日本経済新聞』、『朝日小学生新聞』、『毎日小学生新聞』、さらに地方紙の『中国新聞』と『信濃毎日新聞』の8紙です。
そして、駅で購入して電車の中で目を通しているのが、『東京新聞』と『産経新聞』です。
その他にも、『ウォール・ストリート・ジャーナル日本版』を電子版で購読しているのです。
なんと、合計11紙の新聞に目を通しているのです！
その数に驚きますし、本当に全部読む時間があるの？と思いませんか？
それには、池上彰さんの新聞の読み方に秘密がありました。
その秘密とは、『新聞は一気に目を通さずに、朝と夜に分けて読む！』ことです。
朝は20分程かけてさっと見出しをチェックして簡単に内容をつかんで、夜に気になった所をじっくりと1時間かけて読んでいるそうです。
しかし、簡単にそんな真似は出来ませんよね！
池上彰さんも、仕事に直結するから毎日11紙もの新聞を読んでいるだけで、普通の人はそんなに読む必要はない！とおっしゃっていました。
でも、立派な人を真似したいと思ってしまうものです。
まずは1紙を丁寧に読むことから始めてみたいですね。
②年間３００冊以上の本を読む！
この話はＮＨＫ時代のことで、最近は多忙なため時間が取れずにこれほどの量の本は読めていないそうです。
池上彰さんがＮＨＫに勤務していた頃は、なんと1日2時間の電車の通勤時間と、寝る前の少しの時間で1冊読んでいました。
さらに仕事の帰りは本屋を3店舗回って、1週間に1度は何十冊もの本を買って帰っていたそうで、書籍代は惜しまないで買っていました。
新聞と同じになりますが、まずは1冊から本を読む習慣を付けたいなと思いました。
③記者会見場でも勉強！
記者をしていた頃は、暇さえあればたとえそこが記者会見場であっても、夜回りの路上であっても勉強をしていました。
やはり努力家は、少しの時間でもムダにはしません。
④朝昼夕夜すべてのニュースをチェック！休みの日のＢＧＭはＣＮＮ！
池上彰さんは、ＮＨＫで働いていましたがＮＨＫのニュースだけでなく他局のニュースも、もちろんチェックしています。
しかも、休みの日はBGMとしてアメリカのニュースメディアであるCNNを流しているそう。
BGMにしているだけで、なんとなく頭に入ってくるようです。
さすがです！池上彰さんは休みの日も違いますね！
世間を騒がす池上無双とは？
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みなさんは、『池上無双と』いう言葉を知っていますか？
池上無双とは、主に選挙特番などで政治家に対して核心をついた質問や指摘などでズバッ！っと切り込む様子のことで、ネット上でよく使われている言葉です。
視聴者が気になるようなことを、躊躇なく聞く様子は見ていてとてもスッキリします。
しかし、政治家たちにしてみれば、池上無双は出来れば避けたいようで、前回の都知事選の時には、鳥越俊太郎さんはなんと逃げてしまいました(笑)。
ストレートな質問をぶつける池上無双ですが、見ていても嫌がらせなどには聞こえません。
それはやはり、池上彰さんが相手のことを事前に調べあげているため、質問が核心をついているからなのではないかと思います。
池上無双の裏にもやはり、努力があるのでしょう。
池上無双炸裂！！
2017年に放送された選挙特番を見ていて、私が印象に残った池上無双をいくつかまとめてみました。
東京都知事に当選した小池百合子氏に対する池上無双！
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小池百合子氏は選挙期間中に、石原元東京都知事から『厚化粧』と呼ばれてしまい、それによって、女性票が小池氏に流れたのではないかと言われていました。
結果は小池氏が圧倒的な差をつけて当選しましたが、当選後のインタビューでは『圧厚化粧と言われて、しめたと思ったのでは？』と、まさかの池上無双が炸裂！
ちょっと酷いような気もしますが…。
普通だったら、あの小池氏にこんなこと言えませんよね！
池上無双恐るべしです。
比例当選をした今井絵理子氏に対する池上無双！
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最近不倫問題で世間を騒がした、元SPEEDの今井絵理子氏に対して池上無双は炸裂しました。
池上彰さんは、いくら元アイドルでも容赦はしません。
今井氏が選挙期間中に演説などで全く米軍基地問題について触れなかったことに対して池上無双が炸裂！
今井氏が『選挙戦に立候補してから、もっと足を運んで米軍基地問題に取り組まないといけないと思った』と発言すると…。
すかさず池上彰さんは『米軍基地問題についての認識や自民党の政策も知った上で立候補したと思っていたので、びっくりしました』と口をへの字に曲げて発言しました。
そんなんで、政治家になって良いの？呆れてしまっていた様子でした。
あまり政治に詳しくない私でも、今井氏の発言には少し呆れてしまいましたが…。
比例当選をした自民党の片山さつき氏に対する池上無双！
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片山さつき氏は、前東京都知事の舛添要一氏と結婚し、その後離婚した経験があります。
舛添が都知事だった頃、さまざまな疑惑が世間を騒がしていましたが、その時片山さつきさんは元妻であり、政治家であるためテレビ番組によく出演して、元夫である舛添氏に対する批判を展開していました。
そのことに対しても、池上無双は容赦ありませんでした。
『舛添都知事の辞任の件で、色々なメディアに出てコメントをしてましたが、1度は人生の伴侶として選んだ人のことを、悪いように言うのはどんな心境でしたか？』
と、池上彰さんの隣にいた女性キャスターをハラハラさせるほどの池上無双が炸裂しました！
どんなこともストレートに聞くのが、池上無双なんです。
池上彰さんの選挙番組では議員紹介のテロップも要チェック！
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池上無双も楽しみですが、議員紹介が短くまとめられたテロップを楽しみにしている人もいるのではないでしょうか？
それは本当にどうでも良いよ！と言ってしまいたくなる内容なんですが、いちいち面白いんです。
上の画像を見て、思わずクスッ！と笑ってしまった人もいるはずです(笑)。
密かに人気を集めているテロップは、全て面白いのですが、キリがないので7月に行われた、都議選候補者の注目候補者の紹介テロップをいくつかまとめてみました。
・広瀬真木（35）
性格『せっかち』 『夕刊』を『タモリ』と間違える
・中村豪志（41）
就職の面接会場で便意の限界 お漏らしするも“運” よく入社
・和泉武彦（48）
好きな子からラブレターもらう デートで『人違いと明かされる』
・後藤奈美（30）
性格は『猪突猛進』 電柱に３回ぶつかる
・山内玲子（61）
遠足でトイレ中にバス出発 政策『五輪のトイレ問題』
・清水秀子（65）
中学時代から抗議活動 『テストで順位つけるのおかしい』
・泉谷剛（51）
大学入試で誤って『フランス語』0点で浪人
・米倉春菜（29）
高校時代の夢『彼氏と星を見る』 天文部作るも３年間彼氏なし
・佐野郁夫（61）
ラジオ体操を13年続けるも体操2級指導士試験に落ちる
ほんの一部ですが、いかがでしたでしょうか？
とても短い文章ですが、センスが溢れていますよね！
この短い文章は、池上彰さんやスタッフで何度も練り直し作られているそうです。
今後も面白いテロップはあるのでしょうか？1
10月22日の池上彰さんの選挙特番が楽しみです！
まとめ
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池上彰さんの経歴や、凄さの秘密についてのまとめはいかがでしたでしょうか？
難しい問題を何でも分かりやすく解説してくれる池上彰さんですが、その華麗なる経歴の裏には、計り知れない努力が隠されていました。
核心をついた鋭い質問をぶつける池上無双ですが、その人を知り尽くしていないと出来ないものです。
次回の選挙特番も10月22日に迫ってきました。
今度も、池上彰さんの番組が視聴率トップに立つのでしょうか？
すっかり名物になった、紹介テロップも楽しみですね！
最後まで読んで頂き、ありがとうございました！
