現在、いつ発生してもおかしくない状態とされている巨大地震『南海トラフ地震』ですが、地震予知者や科学者などからさまざまな予言が出るなどして、不安がさらに大きくなっています。

予言は本当に当たるのでしょうか。

日本は地震大国のため、地震慣れしてしまって、震度3程の地震であればまた地震か~。ぐらいに思ってしまっていませんか?

私もそうですが、少し気を引き締めなければなりません。

そこで今回は、いつ発生してもおかしくないとされている巨大地震の南海トラフ地震の過去から、今後発生する可能性についてまとめ、気になる予言についても迫ってみました!

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南海トラフ地震とは?

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南海トラフ地震とは、フィリピン海のプレートとアムールプレートとのプレート境界の沈み込み帯にあたる、南海トラフ沿いが震源域と考えられている巨大地震のことで、南海トラフ巨大地震とも呼ばれています。

南海トラフ地震が発生する仕組みは?

 

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南海トラフの南側にある、フィリピン海プレートは毎年北西方向に数cmの速度で動いていて、それは日本列島が乗っているユーラシアプレートの下に潜り込んでいます。

上の図を見てもらうと分かりやすいのですが、フィリピン海プレートが動くにつれて、ユーラシアプレートの端が一緒に引きずり込まれていて、それによって徐々に曲げられていて歪みがたまり続けています。

そしてこれが続いて、プレートがもうこれ以上曲がれないよ~!と限界に達した時に、元に戻ろうとして破壊が起きユーラシアプレートが一気に跳ね上がって巨大な地震が発生するのです。

それに加えて、跳ね上がってプレートの真上にある海水も一緒に一気に持ち上がるため、南海トラフ地震が発生すると大きな津波も一緒に発生します。

そして、フィリピン海プレートは地震が起きても絶えず動き続けているため、限界が来るとユーラシアプレートが再び跳ね上がって地震が発生します。

これを繰り返して、南海トラフ地震は歴史的に見ても、規則正しく繰り返して発生しています。

その繰り返している次の地震が、いつ発生してもおかしくないと言われているのです。

とても怖いですよね!

南海トラフ地震の発生間隔は?

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上の図は、南海地震や東南海地震、東海地震が想定される震源域と、過去400年の間に起きた地震の間隔を表しています。

これら3つの地震は、お互いに連動して活動しているとされていて『地震三兄弟』とも呼ばれています。

1605年の慶長地震や、1707年の宝永地震の時には、ほぼ同時に南海、東南海、東海の3ヶ所で地震が起きたと見られています。

そして、1854年の安政南海地震は安政東海地震の32時間後に発生して、1946年の昭和南海地震は昭和東南海地震の2年後に発生しています。

南海地震は記録として残されている江戸時代以降に、およそ90年~150年の間隔で発生しています。

先ほど、南海トラフ地震は規則正しく繰り返して発生する地震だと言うことが分かりました。

さらに、江戸時代以降はおよそ90年~150年の間隔で発生しているということは、次に発生する南海トラフ地震のXデーは本当に近づいているんです!

南海トラフ地震の発生確率は30年以内に70%!!

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2017年1月1日時点で、地震調査委員会は、南海トラフ地震の30年以内の発生確率を30%としています。

そして、次に発生する可能性が考えられる地震は、M8~9クラスの地震を対象としています。

この地震の発生確率は、高知県室津港で発生した、宝永地震と安政南海地震、昭和南海地震における隆起量や発生間隔との関係に基づいた時間予測モデルをもとにして、次回のM8クラスの地震は昭和南海地震から88.2年後とされ計算して出されました。

南海トラフ地震の被害予想

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南海トラフ地震による被害予想は、最大の想定で死亡者数は30都府県で32万3000人とされ、経済的被害額は220.3兆円とされています。

あの記憶に新しい、東日本大震災と比較してみると、東日本大震災での死亡者数は行方不明者も合わせると1万8559人で、経済的被害額は16.9兆円となっています。

この数字を見れば分かりますが、南海トラフ地震は、東日本大震災とは比べものにならないくらいの空前なものなのです。

都市防災専門家の、まちづくり計画研究所の渡辺実所長は南海トラフ地震による被害予想を以下のように話しています。

・特に震源に近いとされる名古屋や静岡などの都市は阪神淡路大震災と東日本大震災の両方に襲われたような惨状になる。

・地震発生直後の建物の倒壊などで亡くなる人が多数発生して、それに加えて大火災が襲いかかってくる。

・交通網は寸断されて、移動もままならなくなり、高層ビルなどではエレベーターに閉じ込められる人が大量に発生する。

・沿岸部であれば、数分から数十分で巨大津波が襲いかかってきて、一瞬のうちに950万人が被災者となる。

・避難所やそこにある備品はとても足りず、救援の手も届かないため、食料が足りずに飢え死にする人も出るかもしれない。

・亡くなってそのまま放置された人の体によって、感染症が流行することも考えられる。

いかがでしょうか?

まさに、地獄のような状況が予想されているのです。

さらに、内閣府の想定によると南海トラフ地震発生後1年間の企業の生産やサービスの低下による被害額は、44.7兆円とされています。

これらを見ても分かるように、南海トラフ地震で予想される被害は、これまでに発生した大震災とは規模が桁違いになっていて、早期の回復はとても望めないと考えられています。

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地震が発生した時の心得!

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次に発生が予想されている南海トラフ地震は、昭和南海地震よりも規模が大きくて県内での震度は6強~5強とされ、これにより前回よりもより高い津波が来ると予想されています。

津波の到来が予想される地域の場合は、地震の後に高台など避難場所とされている場所へ避難すれば、津波で命を落とすことはないとされています。

しかし、地震によって嗅ぐの下敷きになってしまうなどして、逃げることが出来なければどうすることも出来ないのです。

たとえ、津波の心配がない山間部の地域などでも、山や崖が崩れてしまい家屋を襲う危険もあります。

防災は『自分の身は自分で守る』ことが基本です!

普段から非常用品などを準備したり、もしもの時の避難場所や連絡方法を家族で確認しあっておくことも大切になってきます。

そして、自分の家が大地震によってどうなってしまうかを想像して、家具の配置や転倒防止対策をしたり出来ることを考えてみましょう。

しっかりと対策をしていれば、その後の被害が全く違うものになります。

南海トラフ地震が発生する時期は予言されている!?

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みなさんは、アメリカ人のゲリー・ポーネルを知っていますか?

彼は、過去から未来にかけてのあらゆる情報が集約されている場所である、アカシックレコードにアクセス出来る能力を持つ人物として有名となっています。

信じがたいですが、アカシックレコードにアクセスすれば、未来の出来事が手に取るように分かるそうなのです。

しかも、アカシックレコードにアクセスする権利は世界でたったの3人にしか許されていないのだとか…。

ゲリー・ポーネルは、2015年~2018年にかけて南海トラフ地震が発生する可能性を予言しています。

まさに、今でしょ!なんです。

しかも、激しい揺れが日本全体を襲って、その一週間後には首都直下型地震が発生して、日本は大打撃を受けるとも予言しているのです。

予言だけでなく、警告のメッセージも込められていますね。

私はこの手の予言などはあまり信じられないタイプなのですが、ゲリー・ポーネルはなんと、阪神淡路大震災や9.11同時多発テロなども予言して、ピタリと的中させているのです!

予言を的中させている前例があるのて、どうせウソでしょ!とは言えなくなってしまいました。

南海トラフ地震はいつ発生してもおかしくない状態なので、今回のゲリー・ポーネルの予言も注意しておいた方が良さそうですね。

まとめ

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南海トラフ地震についてのまとめはいかがでしたでしょうか?

南海トラフ地震はいつ発生してもおかしくない状態とされています。

そして、地震が発生した地域だけでなく、日本全体への被害が想定されています。

防災についての知識をもう一度確認して、あらためて自分の周りをチェックしてみて下さい。

一人一人の対策が、被害を最小限に抑えるために、必要になってきます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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