まだまだ先だと思っていましたごが、平成があと数ヶ月で終わろうとしています。
素晴らしい記憶もたくさんありますが、平成は災害の時代とも言われるほど、災害が多かった時代でもあるんです。
悲しいですが、私も記憶に残っている災害はたくさんあります。
辛い記憶は忘れて前に進みたいものですが、どんなことがあったのか語り継いでいくことも今後のためには大切だと思います。
そこで今回は、平成に日本で起きた災害を独断と偏見でランキング形式でまとめてみました。
ぜひ、最後までご覧ください!
平成最後!今年の漢字は「災」
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毎年、一般投票により決められる今年の漢字ですが、2018年は自然災害が多かったことこら「災」が選ばれました。
今年の漢字といえば、京都の清水寺の森清範貫主が大きな和紙に選ばれた漢字を書く様子がテレビで生中継されることも恒例となっています!
平成は災害の時代だったとの声もありますが、2018年は特に地震や台風、洪水、酷暑など災害が多かった年でしたよね。
平成最後の今年の漢字は暗いイメージの漢字が選ばれることになってしまいましたが、来年は明るい漢字が選ばれることを切に願います!
平成に日本で起きた災害・衝撃度ランキングベスト10
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それでは、私の独断と偏見で選んだ「平成に日本で起きた災害の衝撃度ランキング10」をまとめましたので、第10位から紹介していきます!
第10位・平成3年『りんご台風』
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第10位は、平成3年(1993年)に発生した台風19号、通称『りんご台風』です!
りんご台風は9月16日にマーシャル諸島の西海上で発生し、それから発達しながら北上して26日には宮古島の東海上で北東に向きを変更しました。
そして、最低気圧は940ヘクトパスカルまで下がり、27日に長崎県佐世保市の南に非常に強い勢力のまま上陸し、そらから急速にスピードを上げると日本海を北東に進んで北海道渡島半島に再上陸!
この時、全国的に猛烈な風が吹き、この暴風により家屋の倒壊などで多くの方々が犠牲になりました。
また、最大瞬間風速が53.9m/sの猛烈な風により、青森県などのりんごの産地では収穫前のりんごの落下や倒木、枝折れなど甚大な被害が出ることになりました。
通称「りんご台風」と言われているのもこのためでが、これは他の台風と比較するためにマスメディアが付けたもので、正式に気象庁が命名したものではありません!
可愛い通称が付いた台風ですが、被害面積は2万2400ヘクタール、被害数量はなんと約38万トン!被害金額は約741億円と、甚大な被害だったことを物語っています。
りんご台風を教訓として、りんごの産地では台風が近づくと、収穫が可能なものであれば早めに収穫することが多くなりました。
第9位・平成5年『米騒動』
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第9位は、平成5年(1993年)の『米騒動』です!
米騒動とは記録的な米不足のことで、米騒動の原因は天候不順によるもので、梅雨の長雨が長期間明けず日照時間が減少して、夏になっても気温は上がらず冷夏となったことが原因です。
さらに、いくつもの台風が日本列島を席巻し、米の収穫高の目安となる作況指数が青森で28、全国平均にしても74と著しい米不足となり、ぜんのお米屋さんやスーパーからお米が消える社会現象まで巻き起こしました。
これにより、海外から米の緊急輸入が決定されたのですが、日本人の味覚に合うアメリカや中国のお米の輸入量が需要に満たず、馴染みのなかったタイのお米が大量に輸入されることになり、大きな話題となりました。
翌年には国産のお米の収穫量が回復したため米騒動は収まりましたが、外国産への不信感などで多くのタイ米があまり不法投棄されるなど別の問題も発生してしまいました。
私は実家でお米を作っているため、当たり前のように毎日ご飯を食べていたので、お米の大切さを実感した米騒動でもありました。
第8位・平成5年『北海道南西沖地震』
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第8位は、平成5年(1993年)7月12日午後10時17分に発生した『北海道南西沖地震』です。
地震の震源は奥尻島北方の日本海で、マグニチュード7.8で震源の深さは34kmでした。
地震発生後に津波の第1波が約3分で到達し、遡上高は30メートルにも達しました。
この津波の来襲によって、家や集落は一瞬のうちに崩壊し、人的被害のほとんどがこの津波によるものでした。
この地震発生により、札幌管区気象台は午後10時22分に北海道の日本海沿岸に大津波警報を発表しましたが、時すでに遅しでその警報前に津波の第1波が来襲していました。
そして、地震による影響で津波だけでなく火災や山崩れなども発生し、この地震による死者・行方不明者は奥尻島だけで合計230人で、津波と火災による奥尻島内の被害総額は約664億円にも上りました。
その後、平成10年(1998年)3月に町が完全復興宣言をしています。
第7位・平成30年『猛暑』
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第7位は、記憶に新しい平成30年(2018年)の『猛暑』です。
7月23日に埼玉県熊谷市で日本歴代最高となる41.1℃を観測し、東京都青梅市では都内観測史上初となる40℃超えとなる40.8℃を観測しました。
そして、7月に観測史上最高気温を塗り替えた地点は全体の1割今日の113地点にも上り、日本全国で7月に熱中症になり緊急搬送された人は5万4,220人、死者は133人で、2008年の統計開始以降で月別で最多となりました。
この猛暑の原因は、本来であれば重ならずに存在している「チベット高気圧」と「太平洋高気圧」の2つの高気圧が重なり、日本列島の上空を覆ったためです。
この2つの高気圧が重なり合ったことで、日本上空にある温かい空気が高気圧に押しつぶされて抜け道がなくなってしまったのです。
そもそも、チベット高気圧は本州上空まで張り出すものでもなく、2つの高気圧が重なり合う状況も長くは続かないはずですが、偏西風が蛇行していたため異常に長く続いてしまいました。
この猛暑に対し、気象庁は「命の危険があるような暑さ」や、「1つの災害と認識している」などのコメントを発表しました。
さらに、メディアで使用された「災害級の暑さ」という言葉が新語・流行語大賞のトップテンに選出されるなど、異常な猛暑であったことを再認識させられました。
第6位・平成26年『御嶽山噴火』
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第6位は、平成26年(2014年)9月27日11時52分に発生した、長野県と岐阜県の県境にある『御嶽山噴火』です。
この噴火は噴火警戒レベル1の段階での噴火で、火口付近に居合わせた登山者たち58名が死亡するという、日本では戦後最悪の火山災害となりました。
そして、多くの火砕流も観光客がいない南側の谷に流れ落ちていたとのことですが、紅葉シーズンの土曜日の午前11時52分という昼食と重なる噴火のタイミングと場所が、多数の人的被害を出す要因となってしまいました。
噴火の時間が少しずれていれば…。
その後、山頂付近での安全対策が行われ、噴火した際に登山者が避難できるようにコンクリート製のシェルターが3基設置(合計や90人収容)されたり、9合目までの山荘の屋根を補強するなど安全対策が整えられました。
その結果、2018年9月26日〜10月8日の正午まで期間限定で、御嶽山の山頂登山の長野県木曽町川からの登山道に限り規制が解除されました。
噴火から4年間立ち入れなかった山頂へ、死者や行方不明者らの遺族たちが続々と登り祈りを捧げたそうです。
第5位・平成18年『豪雪』
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第5位は、平成18年(2005年)の『豪雪』です。
平成18年11月中旬頃から日本付近に寒気が南下しやすくなり、12月が20年ぶりの体温となり日本海側は記録的な大雪となりました。
その後、平成19年1月〜2月にかけても断続的に強い冬型となったため、除雪作業中の事故などにより151人が死亡してしました。
これらを受けて、気象庁は43年ぶりに『平成18年豪雪』と命名しました。
この冬は全国の23地点で年間積雪記録を更新し、最深積雪は新潟県津南町で416cm、青森県酸ケ湯で441cmなどを記録しました。
そして、新潟県や長野県に災害救助法が適用され、自衛隊も6道県に災害派遣されました。
また、国も自治体の道路除雪はの補助金配分などの措置をとるなど、豪雪により大災害となりました。
第4位・平成28年『熊本地震』
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第4位は、平成28年(2016年)に発生した『熊本地震』です。
熊本地震は、平成28年4月14日午後9時26分に熊本地震でM6.5の前震が発生して、28時間後の16日午前1時25分にM7.3の本震が発生しました。
熊本県益城町ではなんと震度7が2回観測され、阿蘇村では本震による土砂災害で全長約200メートルの阿蘇大橋が崩落しました。
震源は熊本県中部を走る布田川と日奈久の両断帯で、家屋の倒壊などでなくなったのは50人、その他災害関連死は140人を超えました。
熊本県では約4万棟の住宅が全半壊して、最大で18万人が避難する大災害となりました。
第3位・平成30年『西日本豪雨』
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第3位は、平成30年(2018年)の『西日本豪雨』です。
平成30年6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心として全国的に広い範囲で台風7号や梅雨前線の影響にのよる集中豪雨が発生しました。
特に西日本では広い範囲で土砂崩れや河川の氾濫が多発して甚大な被害となりました。
死者が200人を超えて平成最悪の水害となった西日本豪雨ですが、大規模な浸水のために51人が犠牲となった岡山県倉敷市真備町では、亡くなった方の9割が高齢者でした。
行政が避難情報を出すだけでは高齢者を救いきれないという厳しい現実が見えた災害でもありました。
第2位・平成7年『阪神淡路大震災』
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第2位は、平成7年(1995年)1月17日5時46分52秒に発生した『阪神淡路大震災』です。
この地震により、神戸市を中心とする阪神地域に被害を及ぼし、死者は約6,400人、家屋全半壊は約24万9,000棟、家屋全半焼は約7,100棟で、鉄道や高速道路などにも大きな被害を与えました。
冬季の早朝の地震であったため外出者も少なく市街地や自宅外での被害や、日中の気温が10℃前後だったため倒壊建物に閉じ込められた生存者の熱中症や凍傷などの被害を抑えることができました。
また、多くの市民が自宅で被災したことから安否確認が比較的容易な状況で、火の使用も少なく、地震発生の時刻によっても被害を少しでも抑えることができると実感した地震でもありました。
第1位・平成23年『東日本大震災』
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第1位は、平成23年(2011年)3月11に発生した『東日本大震災』です。
東日本の各地に甚大な被害を及ぼした地震で、本震はマグニチュード9.0で、東北地方の沿岸部では最高潮位は9.3メートル、遡上高は40.5メートルに達する巨大津波が発生しました。
さらに、本震後にも岩手県から茨城県沖の広い範囲で余震が多発し、死者・行方不明者は約1万9,000人とされています。
あの、衝撃的な津波の映像は忘れられません。
私もこの地震を体験し、両親と連絡が取れない時間があり不安な時間を過ごしました。
幸いにも家族全員無事でしたが、生きていることは当たり前ではないことを実感した地震でもあり、ランキング第1位とさせて頂きました。
まとめ
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私の独断と偏見で平成に日本で起きた災害をランキング形式にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
この他にも平成に日本で起きた災害はたくさんあります。
辛く悲しい思い出は振り返りたくないものですが、災害を教訓として語り継いでいくことも大切だと思います。
同じような災害が発生した時に、被害を抑えられるように対策していかなければならないと改めて考えさせられました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!