みなさんは、ネット通販最大手のアマゾンを利用したことがあるでしょうか。
私は何度も利用したことがあり、今現在も注文した商品が届くのを待っている状況です(笑)。
そんなアマゾンですが、シアトル市内にレジ無しコンビニの『アマゾンゴー』をオープンしたことをご存知でしょうか。
最新技術を駆使したアマゾンゴーとは一体どんなお店なのでしょうか。
気になりますね~。
そこで今回は、アマゾンゴーとは何かについて、利用方法や仕組みについてわかりやすくまとめてみました!
アマゾンゴーとは
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アマゾンゴーとは、人工知能やコンピューターヴィジョンを駆使してレジで精算せずに食品を購入することができる、レジの無い画期的なお店です!
簡単にわかりやすく説明すると、アマゾンゴーとは「レジがない無人のコンビニ」です。
しかし、日本のコンビニのような品揃えはなく、店舗や関連するセントラルキッチンで調理した食品の提供がメインで、お酒やちょっとした整髪料などはあるそうです。
レジがないのに決済できることから、「キャッシャーレス」や「キャッシャーフリー」とも呼ばれています。
アマゾンゴーでは、スマホを持って店舗に入るだけで簡単に商品の決済をすることが可能で、とてもスムーズに買い物を済ませることができます。
当初の予定では2017年にオープン予定でしたがシステムに問題がありオープンは延期され、一般公開されたものは従業員のみが利用することができるテスト店舗でした。
2018年1月22日、アマゾン本社のあるシアトルにアマゾンゴーの1号店がオープンすると、夏には同じくシアトルに2店舗目と3店舗目もオープンしました。
3店舗目は先にオープンした2店舗よりも規模が大きく、ミールキットの販売も行われています。
また、アマゾンゴーはシアトル以外にサンフランシスコやシカゴでもオープンし、二大都市への進出も果たしています。
さらに、アメリカの主要な空港への出店も検討しているとの話もあり、多店舗展開へと動き始めています!
アマゾンゴーの利用方法は?
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アマゾンゴーとは、レジのない無人のコンビニだということがわかりましたが、一体どうやって利用するのか気になりますよね~!
そこで、アマゾンゴーの利用方法をわかりやすくまとめてみました!
①お店に入る前に、まず専用アプリをダウンロードします。
②アマゾンゴーの店舗に入るとまず、QRコードを読み取る機器がずら~っと並んでいますので、スマホに専用アプリのQRコードを表示させたあとに機器にかざして読み取らせます。
③無事に入店することができたら、店内にショッピングバックが置いてありますので欲しい商品をそこに入れます。
ショッピングバックに入れずに、手に取るだけでも大丈夫です!
手に取った商品はスマホ上に表示されます。
会計内容に間違いがあればもちろん、削除することも可能です。
④会計はゲートを通るだけで自動的に計算されます!
お店を出るとスマホにレシートが送信されますので、明細の確認もすることができます。
簡単にわかりやすく説明してみましたが、本当にこれで買い物ができるのか信じられないくらい、スムーズに買い物ができますよね~!
実際にアマゾンゴーで買い物をしている様子の動画もありますので、こちらも合わせてご覧頂けたらと思います。
レジがないのに買い物ができる時代がこんなに早く来るなんて!
一見万引きしているようにも見えてしまいますが、一体どのような仕組みになっているのでしょうか。
アマゾンゴーの仕組みは?
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アマゾンゴーは、レジで会計をせずにスムーズに買い物ができる画期的なお店ですが、一体どのような仕組みになっているのでしょうか。
アマゾンゴーには改札口のようなゲートがあり、事前にダウンロードした専用アプリのQRコードをゲートでかざして入店しますが、このQRコードはアマゾンの口座に連結しています。
スマホをかざした時にはすでにアマゾンゴーのシステム上で、買い物客の追跡が始まっているのです。
そして、商品を棚から抜いたり戻したり、買い物が終了し自動課金させるまでの全ての動きが認識されるのです。
そのシステムの詳細については明らかにされていませんが、天井に何百台もの黒いセンサーボックスが取り付けられ、買い物と商品の動きを認識して把握する仕組みになっているようです。
しかも、商品が多少隠れていたとしても何を手に取ったのか把握することができるのだとか!
多少隠れていても商品を認識するとは、なんだかちょっと怖いような気もしますが…(笑)。
当然かもしれませんが、日本のコンビニもアマゾンゴーの技術に注目をしています!
2017年6月、ファミリーマートは「ファミマミライ」と題してclovaいう技術のコンセプトを発表しています。
どのようなものなのかわかりやすく説明すると…
まず、買い物客が店頭の機器にスマホをかざすと顧客の情報を読み取ります。
そして、買い物客が商品棚の前に立つとニーズに合ったおすすめ商品が棚の上部に表示されます。
買い物客が商品を手に取り、棚に商品が無くなるとオート補充され店員に追加注文を促します。
商品の購入方法は、レジを通っても通らなくても大丈夫な仕組みになっており、レジを通らない場合には店を出る時に画像認識で合計金額を出してLINEPayにて決済されます。
Clovaはアマゾンゴーとは違い有人を前提としており、店舗スタッフを助けるための補助的な役割を果たすためのものです。
これが本当に実用化されるのかはまだわかりませんが、とても楽しみですねぇ!
アマゾンゴーのメリット・デメリットは?
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アマゾンゴーのメリットやデメリットをまとめてみました!
メリット
アマゾンゴーの一番のメリットはやはり、レジで会計を待つことなく決済がスムーズにできることでしょう。
特に、急いでいる時にレジに並ぶのはイライラしてしまいがちですが、その必要がありません。
また、レジがないためレジに店員を配置する必要はなく、人が行う作業は商品の在庫や鮮度のチェック、品出し程度しかありません。
さらに、アマゾンゴーは盗難防止にとても効果的だと言われています。
確かに、入店時に買い物客を認識しているわけですので、盗難をすれば名札を付けたまま盗難をするようなものですからね~。
そもそもレジが無いため、強盗が入る心配もありませんね!
デメリット
アマゾンゴーに入店するためには、スマホで専用アプリを起動してQRコードを機器にかざす必要があります。
この作業は毎回必要ですので、スマホの操作にあまり慣れてない人は面倒だと思う人も出てくると思います。
また、課金漏れや二重課金、誤課金などのリスクもあります。
アマゾン側は、このようなことは非常にまれなエラーとして気にはしていないようですが、センサーボックスで識別しているので100%間違いなし!とは言えませんよね。
さらに、レジがないのでスタッフも少ないのではと思う人もいるかもしれませんが、実は日本のコンビニよりもスタッフの人数は多くなっています。
慣れない買い物客のためにご案内スタッフやアルコール付近にはIDをチェックするスタッフ、1号店にはサンドウィッチやブリトーを調理しするためのスタッフが10人以上いるなど、レジはなくても無人のコンビニではないのです。
また、スムーズに買い物を済ませることができる反面、ピーク時には商品補充が間に合わないこともあり補充スタッフも余計に必要となります。
意外にも人件費が抑えられるわけではないんですね~!
まとめ
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アマゾンゴーとは何かについて、利用方法や仕組みについてわかりやすくまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
アマゾンゴーが実用化されたことは、小売業界の未来を大きく変えるような出来事でした!
この先、アマゾンゴーが日本に上陸するかはわかりませんが、影響を大きく受けたことは間違いありません。
今後、日本でも近い未来に最新技術をいかしたお店が続々と出てくるのでしょうか。
楽しみです!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!