2020年7月24日~2020年8月9日まで、東京オリンピックが開催されます!
まだまた先の話かと思っていましたが、残りあと約2年に迫ってきました。
いや~楽しみです!
日本で開催されるオリンピックは1998年の長野以来22年ぶりで、夏季だけで見てみると1964年の東京以来となっています。
2020年東京オリンピックは日本で開催される貴重な機会ですので、ぜひとも生で観戦したいものです。
オリンピックと言えば、どうしても気になってしまうのがメダルの獲得数ではないでしょうか?
そこで今回は、参考にするために同じ東京で開催された、1964年東京オリンピックでの日本のメダル獲得数や、どんな競技があったのか、ロゴマークについてもまとめてみました。
1964年東京オリンピックでの日本のメダル獲得数は?
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1964年東京オリンピックでのメダル獲得数は合計で29個です。
そしてその内訳は、金メダル16個、銀メダル5個、銅メダルが8個です。
このメダル獲得数は、1896年に夏季オリンピックが開催されるようになってから最多獲得数となっています。
いや~素晴らしいですね!
2020年東京オリンピックではこれ以上の活躍が見られるのでしょうか。
今からワクワクが止まりません!
これらのメダルがどの種目で獲得したものかを振り返る前に、1964年東京オリンピックではどんな競技種目があったのかをまとめてみました。
1964年東京オリンピックで実施された競技は?
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1964年東京オリンピックでは、下記の20競技が行われました。
男女共通
・陸上競技
・体操競技
・バレーボール
・ボート競技
・セーリング
・カヌー競技
・フェンシング
・馬術
・水泳競技(競泳、飛込)
男子のみ
・水球
・柔道
・レスリング
・自転車競技
・バスケットボール
・サッカー
・ボクシング
・ウエイトリフティング
・ホッケー
・射撃
・近代五種競技
(馬術、フェンシング、射撃、水泳、クロスカントリー)
ルールや基準が変更されたものもありますが、今でも行われている競技ばかりです。
しかし、現在は女子種目がある競技でも男子種目しかないものも多く見られます。
そしてこれら20競技以外に、公開競技として野球(男子のみ)がアメリカ大学選抜と日本の大学と社会人選抜の間で2回行われました。
公開競技とは、オリンピックの主催国で根付いていたり、多くの国に広まっているスポーツを実験的にオリンピック競技として実施するものです。
気になるこの時の対戦結果は、日本が1敗1引き分けで終わっています。
また、デモンストレーションとして剣道、柔道、相撲の3つが行われました。
公開競技ですが、大会の肥大か懸念されるため、1996年のアトランタオリンピック以降は実施されていないようです。
1964年東京オリンピックのメダル獲得の選手・競技の詳細!
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メダル別に、獲得した選手と競技をまとめてみました!
金メダル
ウエイトリフティング
・三宅義信(男子フェザー級)
レスリング
・吉田義勝(フリースタイル男子フライ級)
・渡辺長武(フリースタイル男子フェザー級)
・上武洋次郎(フリースタイル男子バンタム級)
・市口政光(グレコローマンスタイル男子バンタム級)
・花原勉(グレコローマンスタイル男子フライ級)
柔道
・中谷雄英(男子軽量級)
・岡野功(男子中量級)
・猪熊功(男子重量級)
体操
・小野喬・遠藤幸雄・鶴見修治・山下治広・早田卓次・三栗崇(男子団体)
・遠藤幸雄(男子個人総合)
・早田卓次(男子・つり輪)
・山下治広(男子・跳馬)
・遠藤幸雄(男子・平行棒)
ボクシング
・桜井孝雄
女子バレーボール
・磯辺サダ・川西昌枝・近藤雅子・佐々木節子・篠崎洋子・渋木綾乃・谷田絹子・半田百合子・藤本佑子・松村勝美・松村好子・宮本恵美子
銀メダル
体操
・鶴見修治(男子個人総合)
・遠藤幸雄(男子・ゆか)
・鶴見修治(男子・あん馬、平行棒)
柔道
・神永昭夫(男子無差別級)
銅メダル
陸上
円谷幸吉(マラソン)
水泳
・福井誠・岩崎邦宏・庄司敏夫・岡部幸明(競泳男子4×200mリレー)
男子バレーボール
・池田尚弘・小瀬戸俊昭・小山勉・佐藤安孝・菅原貞敬・出町豊・猫田勝敏・南将之・森山輝久・徳富斌・中村裕造・樋口時彦
体操
・池田敬子・相原俊子・小野清子・中村多仁子・辻宏子・千葉吟子(女子団体)
レスリング
・堀内岩雄(フリースタイルライト級)
ウエイトリフティング
・一ノ関史朗(男子バンタム級)
・大内仁(男子ミドル級)
射撃
・吉川貴久(男子フリーピストル)
いかがでしょうか?
1964年東京オリンピックでは、柔道やレスリング、体操男子、女子バレーボールが牽引していたようです。
素晴らしいですね~!
1964年東京オリンピックで注目された競技は!?
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やはりどの大会にも注目される競技はありますが、1964年東京オリンピックで注目されたのはなんといっても、女子バレーボールです!
女子バレーボールの日本vsソ連の決勝戦は大会閉幕の前日の夜に行われ、その様子はテレビ各局で生中継されました。
そして、NHKの関東地方の視聴率は平均66.8%でスポーツ中継では歴代1位の記録を叩き出しました。
最高視聴率はなんと!85%まで達したようで、決勝戦の最中には東京都内の市外通話がピタリと止まってしまったというエピソードも残されています。
このときの日本女子バレーボールチームは、全国から優秀な選手が集められた選抜チームではなく、大阪府貝塚市にある大日本紡績の貝塚工場のバレーボールチームの選手たちでした。
このチームの素晴らしい快進撃には「東洋の魔女」との異名も付けられました。
みんなが手を止めてテレビ中継に夢中になり応援する姿は今ではあまり見られませんが、その盛り上がりを共有したかったです!
1964年東京オリンピックのロゴマークはだれがデザインしたの?
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1964年東京オリンピックのロゴマークは、グラフィックデザイナーの亀倉雄策さんがデザインした上の画像のものです。
いかがでしょうか?
とてもバランスのとれたシンプルなデザインですよね~!
今見てもカッコいいです!
亀倉さんの代表作はとても有名なものばかりで、フジテレビの旧シンボルマーク(8マーク)や、NTTのマーク、ヤクルトスワローズのユニフォームなどがあります。
亀倉さんは、1997年5月11日に82歳で亡くなられています。
みなさんは、伝説のグラフィックデザイナーのミルトン・グレイザーをご存じですか?
グレイザーがデザインしたものの中で、一番有名なものは「アイ・ラブ・ニューヨーク」です。
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とても有名なデザインですので、1度は見たことがあるのではないでしょうか。
グレイザーは、1924年パリの夏季大会から、2022年の北京の冬季大会までの歴代オリンピックのロゴマークを100点満点で評価しています。
その中で、グレイザーの一番のお気に入りがなんと、1964年東京オリンピックのロゴマークで得点は92点です。
最高得点が92点とは、とても鋭い目で採点したのでしょう。
その証拠に、100点満点で80点~90点台の評価は全体のほんの一部だったようです。
グレイザーは1964年東京オリンピックのロゴマークのシンプルさを特に評価していて、「適切に仕上げられていてまったく混乱がなく、全ての要素が調和している」と記しています。
伝説のデザイナーにここまで言わせるとは、素晴らしいですね!
ちなみに2020年東京オリンピックのロゴマークはパクリ騒動もありましたが…。(苦笑)
最終的に決定したのは、野老朝雄(ところあさお)さんがデザインしたこちらです!
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幾何学的なデザインで、1964年東京オリンピックのロゴマークと比べると、印象が全く違いますがこちらも素敵ですよね!
グレイザーの評価はどうだったのか気になり、調べてみたところなんと「未定」となっていました。
今後、どんな評価がされるのか気になります。
まとめ
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1964年東京オリンピックについてのまとめはいかがでしたでしょうか?
夏季オリンピックでの日本の最多メダル獲得数となった大会でしたが、女子バレーボールチームに「東洋の魔女」との異名も付けられるほど、日本が注目されていたことがわかりますよね。
2020年東京オリンピックもあと約2年に迫ってきましたが、1964年東京オリンピック以上の活躍が見られるのでしょうか。
とても楽しみです!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!