2020年東京オリンピックの開催も近づき、新国立競技場が建設中であるなど着々と準備が進んでいますね~!
東京では1964年にオリンピックが開催され、競技会場や選手村、ホテルなどが建設されました。
当時は現在のように町も整備されていませんでしたので、とても大きな環境の変化だったことが簡単に想像できますよね。
そこで、昔の東京オリンピックに向けて施設が建設された場所は現在どうなっているのか気になりませんか?
はたして現在も残されているのでしょうか。
そこで今回は、昔の東京オリンピックに向けて建設された場所の現在についてまとめてみました!
昔の東京オリンピックの競技会場は現在どうなっているの?
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国立霞ヶ丘陸上競技場(旧国立競技場)
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旧国立競技場として有名な国立霞ヶ丘陸上競技場は、1958年アジア競技大会を開催するために建設されました。
その後、1964年東京オリンピックの誘致が実現したため拡張工事が行われました。
昔の東京オリンピックでは、陸上競技やサッカーの決勝戦と銅メダルの決定戦、馬術の会場として利用されました。
また、開会式と閉会式が行われたのも国立霞ヶ丘陸上競技場でした。
昔の東京オリンピック開催以降は、陸上競技やサッカー、ラグビーなどの聖地とされ、選手たちの目標となってきました。
現在は?
2020年東京オリンピックでは、新国立競技場の建設が決定したため56年の歴史に幕を下ろし、現在は全面建替工事中です。
新国立競技場では陸上競技やサッカーの実施が予定されています。
ちなみに、新国立競技場のデザインが決定されるまでには色々問題もありましたが…。
最終的に決定したデザインでの完成イメージ図はこちら!
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以前と印象が全く違いますよね~!
完成が楽しみです!
日本武道館
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柔道が正式にオリンピック種目になって実施されたのが1964年の昔の東京オリンピックなのをご存じでしたか?
そのため、日本武道館が設立されて1964年10月3日に会館されました。
現在は?
日本武道の聖地としてだけでなく、人気アーティストのコンサート会場としても使用されていますよね。
2020年東京オリンピックでは、柔道や空手が実施される予定となっています。
国立代々木競技場
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国立代々木競技場は昔の東京オリンピックのサブ会場として建設され、水泳とバスケットボールの会場でした。
日本を代表する建築家の丹下健三氏が設計したこともあり、世界的にも有名です。
現在は?
現在は、国立代々木(第一・第二)体育館として様々なスポーツに利用されています。
2020年東京オリンピックではハンドボールが、パラリンピックではバドミントンやウィルチェアーラグビーの実施が予定されています。
駒沢オリンピック公園
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駒沢オリンピック公園は、昔の東京オリンピックの2つめの中心会場として建設され、体操と水球が開催されました。
現在は?
現在は、世界選手権大会や全国大会が開催されており、実力のある選手たちを間近で観戦することができます。
また、大会だけでなく日常的に施設が開放されているため、一般の人でも気軽に利用できるそうです。
2020年東京オリンピックでは、練習会場として使用される予定となっています。
江の島ヨットハーバー
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江の島ヨットハーバーは昔の東京オリンピックのヨット競技の会場として、江の島海岸の岩場を埋め立てて建設されました。
日本初の競技用ハーバーで、その大きさはは日本最大級となっています。
現在は?
現在は、年間100以上ものヨットレースが開催されています。
2020年東京オリンピックでは、セーリングが実施が予定されています。
馬事公苑
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1940年、世田谷区に馬術選手の育成目的で造られて、昔の東京オリンピックでは馬術競技の会場として使用されました。
その後は、国営競馬が開催されたり日本中央競馬会の騎手養成所になるなどしましたが、近年は馬術競技場になっていました。
現在は?
2020年東京オリンピックで、馬術の会場として使用される予定のため、現在は会場整備中で利用することはできません。
渋谷公会堂
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昔の東京オリンピックの重量上げの会場として1964年にオープンし、1965年からはコンサートホールとして営業されるようになりました。
好立地で大勢の観客を動員できるため、国内だけでなく海外の有名ミュージシャンもライブを開催しました。
2015年10月4日、沢田研二のコンサートライブを最後として閉館されました。
現在は?
現在は解体されて建て替え工事中となっています。
2019年5月に新装オープンする予定となっています。
昔の東京オリンピックの選手村は現在どうなっているの?
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そもそも、選手村とは何かみなさんご存じですか?
選手村とは、オリンピックの選手や役員などが寝泊まりする場所のことです。
最近では、カラオケやインターネットカフェがあったりと、単なる宿舎ではなくなりつつあるようです。
その宿泊者数は選手や役員まで合わせると、1万人を超えるため村ではなく都市の実体がありますが、英語のOlympic Villageの翻訳のため、日本語では選手村と表現します。
昔の東京オリンピックでは、米軍の居住地域だった「ワシントンハウス」の跡地に選手村の代々木本村が建設されました。
東西800メートル、南北1,400メートルでその敷地総面積は66万平方メートルにもおよびます。
現在は?
昔の東京オリンピックの選手村の代々木本村だった場所は、その後都市森林公園として造成されて現在は代々木公園になっています。
代々木公園は原宿駅周辺に広がって緑が豊かな土地です。
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代々木公園は面積が54万平方メートルで、東京23区内の都市公園では4番目の大きさです。
また、原宿と新宿と渋谷の間にあって大都市の中心部に位置しており、宿泊の一部が保存され展示もされています。
現在の様子からは、昔の東京オリンピックの選手村だったことが想像できませんよね~!
昔の東京オリンピックに向けて、開業したホテルは現在どうなっているの?
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昔の東京オリンピックに向けて競技会場や選手村が建設されただけではなく、観客や観光客の宿泊を目的として、東京には国際的な基準のホテルが続々と開業しました。
1960年から1962年にかけて、ホテルや旅館業が銀行から受けた融資の総額はおよそ479億円にものぼります。
そしてこの時期には、オリンピックに向けての宿泊施設の建設ラッシュとなりました。
有名な宿泊施設をまとめてみると…
1960年 ホテルニュージャパン、銀座東急ホテル開業
1961年 パレスホテル開業
1962年 ホテルオークラ開業
1963年 東京ヒルトンホテル開業
1964年 ホテル高輪、東京プリンスホテル、ホテルニューオータニ、羽田東急ホテル開業
というように、国際的に通用するホテルが続々と開業しました。
現在は?
昔の東京オリンピックに向けて建設されたホテルも今では老舗となりました。
別館や新館を建設して改装を続けているホテルがあれば、開業以来の伝統のある雰囲気やサービスを保つホテルもあるなど、現在も成業中です。
開業時のコンセプトが国際的に通用するものだったため、現在も多くの人たちからの需要があるようです。
まとめ
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昔のオリンピックに向けて競技会場や選手村、ホテルなどが建設された場所の現在のまとめはいかがでしたでしょうか?
現在、改装工事をしている場所もありますが、多くの場所が今も残されています。
素晴らしいですよね~!
2020年東京オリンピックに向けては、昔の東京オリンピックのような建設ラッシュはないようです。
既存の施設を活用して伝統を受け継いでいくことも大切ですよね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!